約 1,837,520 件
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/51.html
Impact of The Red ◆IA.LhiwF3A 搭乗者の精神力を糧に動く。その特性からオーラバトラーと呼ばれるマシンの一種であるその機体は、 現在は通常の運用とは一風違った動力、念動力によって飛行を続けている。 「さあて……そろそろケイサル=エフェスに代わる、僕の付き従うべき相手が見つかってもいい頃なんだがね……」 赤い強獣の甲殻に身を包んだそれ、レプラカーンのコックピットの中にて、孫光龍は呟いた。 自らの行動理念――身の安全を確保するために、自分より上の力を持った者の下に付く――に基づき行動を開始して、 既にかれこれ3時間近くが経過している。 その間に、彼の駆るレプラカーンは二つのエリアを東に跨ぎ、H-1へと移行していた。 現在、彼は市街地を目指している。地図上で言えば正反対の方向へと移動していることになるが、 地図の解説によると、この世界は球体のようにエリアの端と端が密接しているということなので問題はない。 「――ん?」 風を切って機体を進ませていると、前方に二つの機影が見えた。双方共に、やけに悠長な速度で飛んでいる。 形状を見る限り、二機ともに人型機動兵器の類ではない。戦闘機と――何だ、あれは。 「……ミサイル、だって?」 その2機、正確には一機と一基であるが――も、後方から接近してくる機体の存在に気が付いていた。 「どうやら他の参加者のようだな。奴との通信回線を開けるか、アムロ?」 「貴様のせいで捕捉されたようなものだというのに、よく言う――戦闘になったときは、分かってるな?」 「私とて死に様は選ぶさ。核の炎に焼かれて朽ち果てるのは望みではない。ああ、それとだな」 「何?」 「可能な限り、相手の機体は傷付けるなよ。私の機体となるのだからな」 「…………」 様々な思惑が絡み合う中、白き流星と赤い彗星はそこで会話を切って、背後に迫るレプラカーンへと機体(とミサイルの先端)を向けた。 真紅に染まった昆虫型の機体。見慣れたMSとはテクノロジーのまるで違う、異形のフォルム。 シャアがぽつりと、「赤い……」と洩らしたのが聞こえたが、とりあえずは無視しておいた。 「そこで制止しろ、赤い機体のパイロット!」 繋がった通信回線に向けて、鋭い口調で言う。 アムロの乗るバルキリーは銃撃戦向けの機体、対して目の前の機体は腰に挿してある一振りの剣を見る限り、 接近戦を得意としているようだ。戦闘に突入したときのことを考えると、これ以上距離を縮めるのは得策ではない。 ゲームに乗っていない相手であれば、これで止まってくれる筈だが―― 「……ミサイルか。ミサイル……あははは、ははははははっ! こりゃいい、傑作だ! 世の中何が起こるか分からないものだね! けれど、悪いね。君達は僕の御眼鏡に適わないようだ――聞こえていたら君達の支給された機体の不幸を呪うがいいさ、はははははははっ!!」 「ええい、戯言を! 第一最後の台詞は私のパクリではないか!」 「黙ってろ、シャア! それとさっさと下がれっ!」 確かに第3者から見れば笑いを堪えきれない図であるのは分かるが、行動を共にしているこちらからしてみればこの状況は笑い事ではないのだ。 相手がゲームに乗っている者であるならば、それこそアムロは死に物狂いでシャアを守らなければならない。シャアが核ミサイルに乗っている限り。 剣を抜き、閃光の如きスピードで突っ込んでくる紅の虫型機体に対し、 アムロもまた紅の戦闘機を『バトロイド』と名付けられた人型形態へと変形させて迎え撃つ。 戦闘機、中間形態、人型への変形機構。これこそがバルキリーの最大の特性であり、真骨頂であった。 「何、可変機だって!?」 単なる一戦闘機と高を括っていたのだろう、レプラカーンが機体の勢いを若干弱める。当然、その隙を見逃すアムロではない。 「堕ちろっ!」 ガンポッドを腰溜めに構えて連射する。これ以上ないタイミングで放った銃撃は正確にレプラカーンの胸部を捉え、爆散させる―― ――筈だった。相手が並の機体であれば。 無数の銃弾がレプラカーンへと直撃する寸前、金属同士がぶつかり合うような甲高い音を立て、空中で弾かれてあらぬ方向へと飛んでいく。 レプラカーンの全身が、磁場のようなものに包まれ守られている。機体には傷一つ付いておらず、決定打となるはずだった攻撃は完璧に防がれていた。 「何だと――Iフィールド? 違う、実弾すら通用しないだと!?」 「ふふふ……いわゆるバリアってやつさ!」 だからといって、万能にも程があるだろう――内心で悪態を吐くがどうにもならない。再びレプラカーンが突撃を仕掛けてくる。 ガンポッドでは止められない。アムロはバルキリーを再度ファイター形態へと戻し、接近してくるレプラカーンと距離を取るべく後方へと一旦離脱。 「おやおや、旗色が悪いと見るやいなや逃げるのかい? なかなか利口だけど……僕が逃がすわけないだろうっ!!」 背後で何かを打ち出す音がした。遠距離に対応出来る武装も積んであるとは、サイズの割に多彩な戦闘スタイルを持つ機体のようである。 「――当たるものか!」 バルキリーの機体を僅かに逸らし、強大な熱量を持った光の噴流を回避する。そのまま音速の壁を突き抜け、追い縋るレプラカーンを引き剥がす。 どうやら飛行速度においては、こちらの方が格段に上であるらしい。となれば、ドッグファイトに付き合ってやる道理はない。一撃離脱で片を付けるまでだ。 十二分に互いの距離が離れたのを確認して、アムロはバルキリーを一気に反転させた。すっかり小さくなった赤い機影に向かって、 逆に最大戦速で接近する。 迎撃のつもりか、レプラカーンの両脚部から同時に榴弾が放たれるが、何しろ距離が距離である。 一切の勢いを殺さずにバルキリーを突っ込ませて、アムロはその二発をも躱してみせた。 ――これならどうだ、迂闊な奴め! 「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」 それは怒濤の如き、されどある種の芸術的な軌跡を描いて殺到する飛翔弾。裂けていく空気、舞う白煙。バルキリーから放たれた相当量のミサイルは、 その全弾がレプラカーンの赤いボディへ吸い込まれるように飛んでいった。命中する瞬間を見届けることもなく、バルキリーは再度急速反転。 遠ざかる二機の距離。そして、後方から続けざまに響いてくる爆裂音。アムロはバルキリーの速度を緩めつつ旋回させて、 雄大な青空に発生した爆煙と機体を向き合わせた。全てのミサイルが無事に命中したらしい。流石に、この一撃で仕留めきれないなどということは―― 「いやいや、いいものを見せてもらったよ」 仕留め切れていなかった。 「……冗談じゃない」 「はは、中々の手応えだったよ。けれどね、僕の念動力によって存分に膨れ上がったオーラバリアだ。どんな攻撃も通用する筈がないのさ!」 勝ち誇ったような笑みとともに、レプラカーンのパイロットがご丁寧に解説してくれた。 なるほど、パイロットの思念を感じて増幅する力――どちらかと言えば、Iフィールドよりもサイコフレームの特性に近い力を持つ機体ということか。 ――厄介な相手だな。実際にどの程度の威力まで無効化出来るかは知らないが、今あるバルキリーの武装で通用するのか? アムロは思考を巡らせる。バルキリーが持つ最強の一撃は、ゼントラーディと呼ばれる巨人類の大型戦艦すら撃沈するという反応弾であるが、 万が一それすらも有効打にならなかった場合もはや打つ手はない。パイロットの口調からは相当の自信が伺える。まさか、ということもありそうだ。 先刻の空中戦から、逃げ切ることは容易であるということは分かったが、そうなると残されたシャアの核ミサイルが―― ――シャア? 「おい――」 ミノフスキー粒子の濃度が異様に高いこの世界では、目視に頼る以外周囲の状況を把握する方法はない。 アムロは目の前にいる敵機のことも忘れ、バルキリーでその場を大きく旋回して辺りを見回してみた。 ――いない。 あのショッキングピンクに角付きという、恥ずかし過ぎる流線型の姿が何処にもない。 知らぬ間に撃墜された、などということは在り得ない。このエリア内での核ミサイルの爆発というのは、同時にアムロの死をも意味するからである。 とすれば、残された答えは一つしかない。 ――逃げられた。アムロを囮に、一人でこそこそと。 「シャアアアアアアアアアアア! 貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ロンド・ベル隊のエースパイロットは、ネオ・ジオン軍総帥の姑息過ぎる逃走にありったけの怒りを込めて叫んだ。 「フフフ……アムロ。大局的に状況を見るということが出来んから、貴様は永遠にパイロットでしかいられんのだ!」 バルキリーではレプラカーンを堕とすことは出来ない。そのことに気が付いた3秒後くらいには、 シャアは核ミサイルへと思念を送り戦いの場から遠ざかっていた。当然のことながら、何の躊躇いもなく。アムロに対して申し訳ないなどという情念もなく。 しかしまあ、見る限りバルキリーとレプラカーンの飛行速度には相当の開きがあったので、アムロの実力ならば充分に撤退可能であろう。 「そうでなくては私のライバルなど務まらんぞ、アムロ。貴様とはいずれ決着を付けるのだからな――」 「――いずれとは言わず、今すぐに付けてやってもいいんだぞ、シャア?」 空気が凍りついた。 「――まったく。実際あっさり逃げられてしまっては、笑うしかないね……」 レプラカーンのオーラソードを鞘に収めつつ、光龍は自嘲気味にそうぼやいた。 とはいえ、収穫が何もなかった訳ではない。想像以上のオーラバリアの耐久性。小さなボディに秘められたそのスペック。 そう捨てたものではない。むしろ初戦にしては上出来と言っても良かった。結局のところ、相手は自分に傷一つ付けられず、 這う這うの体で逃げることしか出来なかったのだから。 「――はは、素晴らしいじゃないかレプラカーン! 今の僕を従えることが出来るような主なんて、このゲームの中に本当にいるのか? なんてね――あははは、はははははっ!!」 高笑いを上げる光龍をよそに、コックピットの外、レプラカーンの機体は少しずつ、けれど着実に、その質量を増し始めていた。 けれど、その辺の脅威は今のところこの二人にとっては知ったこっちゃなかったのであった。 「捕まった!? 何をする気だ、アムロ!」 「たかが核ミサイル一基、バルキリーで振り回してやる!」 「馬鹿なことは止めろ! 私の体調不良は始まっているんだぞ!!」 「バトロイド形態は伊達じゃない!!」 「くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」」 ……知ったこっちゃなかったのであった。 【アムロ=レイ 搭乗機体:VF-1Jバルキリー(ミリア機)(マクロス7) パイロット状況:そうやって貴様は、永遠に他人を見下すことしかしないんだ! 機体状況:ガンポッド、ホーミングミサイル共に若干消費 現在位置:H-2 第一行動方針:とりあえず核ミサイルをぶん回す 第二行動方針:シャアと核ミサイルをなんとかする 最終行動方針:ゲームからの脱出】 【シャア=アズナブル 搭乗機体?:核ミサイル(スーパーロボット大戦α外伝) パイロット状況:大佐の命が……吸われていきます…… 機体状況:真っピンク 現在位置:H-2 第一行動方針:方針とか考える余裕ない。助けて 第二行動方針:アムロをダシに別の機体を入手する 第三行動方針:もしくは隙を見てアムロから機体を奪う 第四行動方針:核ミサイルをなんとかする 最終行動方針:ゲームからの脱出】 【孫光龍 搭乗機体:レプラカーン(聖戦士ダンバイン) パイロット状態:オーラバリアの多用により若干の疲労、精神的には至って良好 機体状態:オーラキャノン一発消費、グレネード二発消費、ハイパー化の兆し在り 現在位置:H-1 第一行動方針:情報収集のために市街地を目指す 第二行動方針:己の力を上回る主を見つける 最終行動方針:生き残る】 【初日 15 00】 BACK NEXT マジンガーZvsゲッターロボ! 投下順 ウルズ6 始まりの葬送曲 時系列順 盤の上で駒は計略を巡らせて BACK 登場キャラ NEXT 赤い彗星 アムロ 一応スゴい人達 赤い彗星 シャア 一応スゴい人達 邪龍空に在り 孫光龍 はじめてのしゃいにんぐふぃんがー
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/239.html
第107話「暗い水の底で」まで 死亡者編 『死亡者名(搭乗機)/殺害者名(搭乗機)』 キャラ辞典より抜粋&コメント なお順番は死亡順 エクセレン=ブロウニング(搭乗機なし)/アインスト=ノイ=レジセイア(搭乗機なし) アインスト=ノイ=レジセイアに最初の見せしめにされ首輪を吹き飛ばされ死亡。 このことによりキョウスケはアインスト達を倒しアルフィミィを解き放ちエクセレンを迎えに行くこと を覚悟する。 メルア=メルナ=メイア(ジム・カスタム)/グ=ランドン・ゴーツ(ラフトクランズ)、流 竜馬(大雷凰) グ=ランドンに機体を串刺しにされ竜馬に機体を爆散されロワ参加者(除くエクセレン)初の死亡者となる。 早々にテニアとの合流を果たすも彼女の目の前で死亡。このことがきっかけでテニアがゲームに 乗ってしまいカティアを殺害、統夜も乗っているので彼女の死は報われない。 グ=ランドン・ゴーツ★(ラフトクランズ)/フェステニア・ミューズ(ベルゲルミル) 竜馬の大雷凰に機体をライジングメテオ・インフェルノで真っ二つにされる。 それでも生存していたがテニアを挑発、そのまま彼女に撃ち殺される。 だが彼の言葉は彼女の心に絶望を植えつける。 ラクス=クライン EVA零号機)/ヒイロ=ユイ(レイダーガンダム) EVA零号機を操ってヒイロを追い詰め、説得しようとするも常識外れの攻撃により零号機を破壊され、死亡。 版権作品初の死亡者となる。似た思考の持ち主であるリリーナとは遭遇できなかった。 木戸 丈太郎(クロスボーン・ガンダムX2)/相羽 シンヤ(搭乗機なし) 知恵と技術でサイコガンダムを撃破するものの、相羽シンヤがテッカマンに変身できるとは見抜けず、 PSYボルテッカにてコクピットブロックごと蒸発させられる。 彼が放送で名を呼ばれてもたいして影響がないことも考えると可哀想な死に様である。 神名綾人(アルトロンガンダム)/テンカワ・アキト(YF-21) ロジャーとリリーナを奇襲するも、割り込まれたアキトにマーダーとみなされコクピットに拳を 打ち込まれ死亡。だが、彼との戦闘で凰牙のENがなくなったためリリーナの死にも関与している。 カティア・グリニャール(VF22S・Sボーゲル2F)/フェステニア・ミューズ(ベルゲルミル) テニアと再開するも、すでに彼女はゲームに乗っており絞殺される。テッカマンに殺られたキッドを 除けば当ロワで生身で殺られた人、第一号である。なお、友人に殺されるという最後をとげた一番欝な 死に方である。 ジョシュア・ラドクリフ(クインシィ・グランチャー)/ギム・ギンガナム(シャイニングガンダム) アイビスと行動中に統夜に御大将を擦り付けられる。そのまま戦闘中にクインシィに邪魔され シャイニングフィンガーを喰らい機体が大破、アイビスと共に逃げるものの既に彼は爆死していた。 なお、彼の死はラキに影響を与えるため彼女の今後が心配である。 リリーナ・ドーリアン(セルブースターヴァルハラ)/相羽 シンヤ(搭乗機なし) 機体をばらばらにされ連れ攫われテッカマンにコックピットの ハッチをこじ開けられ首を跳ね飛ばされる。 おとなしく凰牙にENを供給していればもっと違った展開が待っていたかもしれない。 ギャリソン時田(ガンダムレオパルド・デストロイ)/ガウルン(マスターガンダム) ガウルンと再び交戦、激戦を繰り広げるもガウルンの宗介の愛の前に敗れ去る。 すごい執事だけに序盤でおしい人が逝ってしまったのは残念。 <<第一回目の放送で上記10名の死亡が伝達>> ユウキ=コスモ(ジガンスクード・ドゥロ) /ジョナサン=グレーン(ガンダムF91) ギャリソンの死を悲しみバサラの歌に心を癒されている 最中にジョナサンの奇襲を受ける。機動性の高いF91を倒すため広範囲攻撃の G・サークルブラスターを放とうとするも生きていたバサラがいたため躊躇。 そのままコクピットにヴェスバーを撃ち込まれ蒸発、死亡する。 九鬼 正義(ドラグナー2型カスタム)/バーナード=ワイズマン(ブラックゲッター) ブラックゲッターの強襲を受け、あっさりと撃墜されてしまう。 ラーゼフォン系は全滅、薄氷同盟最初の死者となった。 アスラン=ザラ(ファルゲン・マッフ)/カテジナ=ルース(ラーゼフォン) カテジナに盗られたラーゼフォンと遭遇。 バサラが乗っていると思い込んだまま交戦。だが、ドラグナ-系の力ではデウスエクス・マキナに 一歩及ばずに機体を両断され敗北。最後に思いを親友に託しながら死亡してしまう。 神 隼人(YF-19)/クルツ=ウェーバー(ラーズアングリフ) 同行していたクインシィがエイジに襲いかかり、続いて現れた竜馬も加わり混戦状態に陥る。 その中、クインシィ・ガロードに3人目を探せと言い押し切る形で離脱させた。 さらに竜馬の説得を試みるも失敗。最後はクルツの狙撃で被弾、そのまま地表に墜落死となった。 アルバトロ=ナル=エイジ=アスカ(ガナドゥール)/流 竜馬(大雷鳳) 消えたラキを探している途中でクインシィに襲われる。 途中乱入してきた竜馬によって一度は気絶するも意識を回復。 壊れたフォルテギガスからガナドゥールを分離して、逃走を試みるが追い詰められる。 最後は大雷鳳と正面からぶつかり合い敗れ去った。 ヒイロ=ユイ★(搭乗機なし)/ベルナルト=モンシア(搭乗機なし) 一度交戦をしたモンシアとG-6基地で再び遭遇する。 モンシアがヘビーアームズを自爆させた結果、機体を失う。 基地の状態を調べ、格納庫へ一応の確認しに行く途中にまたもやモンシアに遭遇。 白兵戦で彼を追い詰めるも自爆に巻き込まれ帰らぬ人となる。 なお彼の死を持って薄氷同盟は全滅となった。 ベルナルト=モンシア★(搭乗機なし)/ヒイロ=ユイ(搭乗機なし) 大破したヘビーアームズを有効利用しヒイロの乗るレイダーを破壊。 しかし、外の様子をうかがいに行く途中に実は生きていたヒイロと遭遇する。 子供と舐めた結果追い詰められて、ヒイロを巻きこんで自爆死する。 孫 光龍(レプラカーン)/キョウスケ=ナンブ(ビルトファルケン(L)) 機体の整備にと立ち寄ったG-6基地でバーニィを発見。これに襲いかかる。 戦闘中、ゼクス・キョウスケが現れて場が複雑化。 そんな中でキョウスケと戦闘となり、念の暴走の果てにオーラコンバーターを貫かれて死亡した。 <<第二回目の放送で上記8名の死亡が伝達予定>> 以上、死者の説明を終わりますの。この調子でどんどん増えることを期待しておりますの。 生存者編 ●小隊(最新エピソード時の場所と時刻)状況コメント ・『生存者名(搭乗機)タイプ分け』備考&一口コメント 自衛協力型(自衛はするが友好的。対マーダー予備軍) 無差別型(見敵必殺・問答無用) 猫被り型(友好的に見えるが、攻撃の機会を狙っている) 策士型(知略戦で漁夫の利狙い。攻撃は最終手段) 対マーダー(マーダーは攻撃。他には協力的) 自衛戦闘型(敵対するなら相手を殺す気あり) 協力暴走型(基本は自衛協力的だが、状況によって暴走してしまう) 平和解決型(攻撃されても話し合いで解決したい) ●カミーユ&ゼクス&カズイ(D-4/初日18 10) マサキ捜索隊・足が遅い組。経路はD-6の岩山から西進し深夜0時までにはG-6へ。 カミーユがユーゼスに不信感を持たなければある程度問題は無いといえる。 カミーユ・ビダン(メリクリウス)自衛協力型 ユーゼスやベガに対しては少なくとも不信感は持っていない。 彼のパイロットとしての腕もよく防御一辺倒だがメリクリウスは悪い機体ではない。 だが、MK-ⅡやZとまったく違う性能の機体なので全力を出せるかどうか。 ユーゼス・ゴッツォ(アルトアイゼン)自衛戦闘型 スパロワで主催者なのは伊達ではなく、アインストの力を手に入れようと画策中。 サイバスターのラプラスコンピューターにも興味がある様子。 周りの人間は協力ではなく利用するつもりである。 ベガ(月のローズセラヴィー)自衛協力型 月のローズセラヴィーを支給されENも満タンなためこの面子では一番攻撃力がある。 ユーゼスのことを信用しているのが彼女にとって吉とでるか凶とでるか。 ●ブンドル(G-5/初日18 20) サイバスターを駆り情報の収集中。 一般人が集まりそうなA-1に向かい、保護するのが目的。 レオナルド・メディチ・ブンドル(サイバスター)自衛協力型 美しいサイバスターを駆り、対主催者のため首輪解除の情報を集めている。 彼ではサイバスターの全能力を引き出せないが機動力もあり腕も良いので単独でも大丈夫。 ●カテジナ(F-5/初日18 50)自衛戦闘型 バサラからラーゼフォンを奪い取り逃走。 カテジナ・ルース(ラーゼフォン) バサラから機体を強奪後、アスランを殺害。 強化人間の性質がラーゼフォンにどのような影響を与えるかは不明。 ●ユリカ(D-7/初日19 20)自衛協力型 現在は補給ポイントで一人、ガイ(アキト)を待っている。 ミスマル・ユリカ(無敵戦艦ダイ) 現在はロジャーを見送りガイ(アキト)の生存を信じ、帰りを待っている。 小柄な機体(シンヤ)に怯え、補給ポイント以外のD-7一帯を焼け野原に。 無敵戦艦ダイでしかもEN、弾は実質無限なのでしばらくはなんとかなるか? ●シンヤ(C-8/初日19 25)無差別型 痛手を負わされ安静にできる場所を求めている。 相羽 シンヤ★★(搭乗機なし) 機体はないがテッカマンなので強マーダーである。 ロジャーを甘く見た結果、重傷を負い現在逃走中。 ●ロジャー(C-8/初日19 25) 依頼主は死んだがその依頼は引き継いでいる。しかしシンヤは問答無用で攻撃対象。 ロジャー・スミス(騎士凰牙)平和解決型 シンヤとの戦いをボロボロになりながらも乗り切るが決着はつかず。 とりあえずはリリーナの埋葬と傷の手当を行うつもり。彼は首輪に気づくのだろうか? ●シャギア&オルバ&比瑪&甲児&バサラ(C-5/初日19 30) フロスト兄弟は比瑪と甲児を利用する気である。現在は甲児達の人のよさが幸いし穏やかムード。 バサラを拾った。その他にも機体をいくつか拾っておりナデシコの格納庫が充実してきている。 シャギア・フロスト(ヴァイクラン)自衛戦闘型 ディバリウムと合体しガドル・ヴァイクランとなることが可能。 オルバと共に生き残るためにゲームには乗らない。ただし、他人は容赦なく利用する。 コスモの頭部を潰すことで首輪を手に入れたが、潰したことは現在甲児達には隠している。 オルバ・フロスト(ディバリウム)自衛戦闘型。 兄を裏切った弟の機体に乗せられるも兄弟間の信頼度NO.1である。 MAP兵器持ちであり合体も可能なので強力な機体を運用する。 シャギアと共に生き残るためにゲームには乗らない。ただし、他人は容赦なく利用する。 兜甲児(ナデシコ)自衛協力型 熱血単純な主人公。フロスト兄弟の所為で裏切られフラグを持っている。 ナデシコでは実力を発揮できない。甲板に新たに係留された旧ザクをもしかして使う気か? 宇都宮比瑪(ぺガス)平和解決型 とりあえず、ナデシコのオペレーターをやっている。ぺガスは格納庫に収納中。 熱気バサラ(プロトガーランド) シャギアに故障した機体ごと拾われる。 意識がはっきりとしない状態でフロスト兄弟の会話を聞いており、今後どう作用してくるかが見もの。 ただし、現在は喉を潰しており、歌はおろか話すことさえままならない。 ●ゴステロ(H-2/初日19 30) アムロと交戦中。 ゴステロ(スターガオガイガー)無差別型 力任せの利く当たり機体であるガオガイガーを支給されるもゼクス組、ユーゼス組に退けられる。 半壊状態で分が悪いがガイガーへのフュージョンアウトをうまく使いこなせるかが勝利の鍵に。 ●アムロ(H-2/初日19 30) シャア達を逃しゴステロと交戦中。 アムロ・レイ(VF-1Jバルキリー(ミリア機))自衛協力型 エースパイロット、機体も悪くはない(ただし赤い)。 今のところ有利な状況下だがどうなるかはわからない。 ●シャア&アイビス(G-2/初日19 30) 核ミサイルの誘爆を避ける為バイタルジャンプでゴステロから逃げる。 F-2補給ポイントに向かい、そこでアムロの帰りを待つ。 シャア・アズナブル(核ミサイル)自衛協力型 アムロと離れ離れになったが今はアイビスに盾になってもらう予定。 アイビス・ダグラス(ヒメ・ブレン) 自衛戦闘型 シャアとアムロにより欝ビスから脱却はできた模様。 ●クインシィ&ガロード(B-3/初日19 40) 協調性0のクインシィがガロードを振り回している。ゲットマシンなので非力なチーム。 現在3人目の乗り手探して……いるのだろうか? クインシィ・イッサー(真ゲッター2)協力暴走型 協調性0なので苦労人な人物としか組めない? エイジを襲い、竜馬と交戦。隼人の言うことをこれぽっちも聞かない。 しかし、機体のコントロールをガロードに奪われ納得いかないまま戦線を離脱。 おかげで不機嫌なご様子。 ガロード・ラン(真ゲッター2)自衛協力型 クインシィに振り回される。原作でもこんな感じ。 チームワークが必要なゲットマシンに乗っているので彼がティファの元に戻れるのは絶望的か? 現在機体のコントロールを得ているものの多分奪い返されるだろう。 ●リョウ(C-1/初日19 40)無差別型 仇敵である隼人と再会。しかし、復讐を果たす寸前に横やりによって隼人を殺され怒り心頭中。 流 竜馬★(大雷凰) 元の世界に戻り隼人や早乙女博士を殺すためマーダーとなる。 現在は体も機体もぼろぼろの状態で、隼人を殺したクルツを追跡中。 真ゲッターはほっといていいのか、竜馬よ。 武蔵との再会した場合どうなるかは未知数である。 ●ガウルン(C-5/初日19 40)無差別型 気力115。アキトを堕落させているものが何か探る。 ガウルン(マスターガンダム) ギャリソンを殺し、DG細胞により癌も克服した。 現在のターゲットはアキトの矛盾元(ユリカ)だが他に参加者を見つければ攻撃を仕掛けるだろう。 ●アキト(C-5/初日19 40) ユリカの元に戻るため、機体と体がぼろぼろにもかかわらずD-7に移動中。 現在補給の傍ら、食事中。 テンカワ・アキト★(YF-21)自衛戦闘型 D-7に戻っている最中ではあるが機体と体の両方がぼろぼろ。 ガウルンに狙われているが最優先で狙われているわけではない。味覚が無くて良かったね。 ●クルツ(C-8/初日19 40) エイジの無事を祈りつつ竜馬から逃走中。目視は遮ったので逃げ切れそう? クルツ・ウェーバー★(ラーズアングリフ)猫被り型 隼人を狙撃で仕留め、エイジの離脱を手伝い、竜馬から逃走中。 エイジの死亡を知らない。状態表を見る限りラキを探す気はまだある様子。 ●ギンガナム(H-8/初日20 00)無差別型 気力80。ラキに逃げられ萎える。 ギム・ギンガナム★(シャイニングガンダム) ENも補給し準備は満タンだが満足する戦いが出来ず気力は底辺。 ●キョウスケ&ゼクス&カズイ(G-6 /初日20 50) マサキ捜索隊・足が速い組。チームは組んだばかりだがパイロット二人の腕は良い。 現在内部分裂の危機を孕んでいる。 キョウスケ・ナンブ★(ビルトファルケン(L))自衛協力型 エクセレンを殺されたにも関わらずマーダー化せず、打倒主催者とアルフィミィの開放を目指す。 孫光龍を撃破したものの、AI1の起こした行動に対して疑念を抱き始めている。 ビルトファルケン(L)は分の悪い機体ながらもよく扱っているといえるだろう。 ゼクス・マーキス(メディウス・ロクス)自衛協力型 機体が愛機トールギスと性能が酷似している当たり機体。パイロットの腕もいい。 しかし、機体のコントロールを乗っ取られている。 カズイを後ろに乗せていることはAI1の暴走も含めて先行きのわからない不安要因。 カズイ・バスカーク(メディウス・ロクス)猫被り型 彼単独ではマーダーに刈られるだけ。 AI1のプログラムを起動させた為、大惨事が巻き起こる危険性を持っている。 ちょっと調子づいてるよ、この子。 ●バーニィ(G-6/初日20 50) 気絶中。 バーナード・ワイズマン★(ブラックゲッター)無差別型 ゲッター線目当てのAI1の攻撃を受けた結果、機体は実質大破。 同時に気絶する。ちなみに彼の気絶は本日二度目、戦績は一勝三敗。 それでも生きているあたり悪運がかなり強い。 ●ラキ(G-8/初日21 00) 目的地は無いが何かできることを求めてアイビスを探している。 グラキエース(ネリー・ブレン)自衛戦闘型 ジョシュアの仇であるギンガナム、統夜と立て続けに遭遇。 しかし、仇であることには気付かなかった為か戦闘にまでは及んでいない。 負の感情を吸収する体質の持ち主だが、現在のところ精神は落ち着いている。 放送直後など負の感情を過剰に吸収すればどうなるかはわからない。 ●統夜(G-8/初日21 00) 朝までひとまずは交戦を避けて休憩中。 紫雲統夜(ヴァイサーガ)策士型 ラキとの接触で放送後からの迷いがより大きくなり、どう転んでもおかしくない状態になりつつある。 テニアを探すつもりだが、見つけたときどう動くかはまだ決めてはいない。 良機体でもあるのでそこそこ生き残れそう。 ●ジョナサン★(B-4/初日21 25) 現在B-4補給ポイントで補給し、C-6で待っている筈のキラの元へ移動中。 しかし、キラはすでにそこにはいない。 ジョナサン・グレーン(ガンダムF-91)自衛戦闘型 クインシィを探すため自衛戦闘型。ただし、彼女が死んだ場合はマーダー化するつもりである。 JアークからF-91に乗り換え、鬱憤晴らしに他の参加者を殺すへたれ。 ●キラ&テニア&ムサシ&マサキ&シロ&クロ&ソシエ(C-6/初日21 30) 全体的な関係は基本的には悪くない。ただしキラはテニアを若干疑っている。 現在の行動目的はVF-22の回収とダイの攻撃。しかし、相手が同じ対主催派だということを知らない。 キラ・ヤマト(Jアーク)対マーダー型 放送後、暴走する事無くロワ脱出を目指す。 半ば無理やりにJアークに乗り換えさせられたが、相性はいい感じ。 フェステニア・ミューズ★★(ベルゲルミル(ウルズ機))猫被り型 彼女自身の戦闘能力は高くはないが猫被りマーダーとしての器量に期待できる。 統夜を殺す事も今では構わないと感じている。 カティアの墓の近くに戻ることを内心そう思っているのだろうか? そして、そのカティアの首輪を隠し持っている。 巴武蔵(RX-78ガンダム) 彼はテニアの涙に騙され利用される運命である。 反応弾にビビッてる。 マサキ・アンドー(なし)自衛協力型 方向音痴なのでサイバスターには追いつけない。 しかし、驚いたことに迷い迷ってマサキ捜索隊後発組の捜索経路に戻ってきた。 ユーゼス組が現時刻までにC-6を通過してなければ接触も十分ありうる。 シロ&クロ(なし)自衛協力型 マサキのオプション。彼らがいてもマサキの方向音痴は変わらない。 マサキが死ぬと彼らは消滅する運命である。クロが小石を銜えているが多分意味は無い。 ソシエ・ハイム(なし)自衛協力型 ドスハードを失い、生身で動いていたのが運の尽き、エビルに間違えられ攻撃される。 右足は折れたもののそれでも生きていて、マサキに助けられた。 勝気な性格なので状況によっては怪我を押して飛び出しそうでハラハラする。 以上、時系列順に三十六名と二匹の紹介と状況説明を終わりますの。
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/69.html
一応スゴい人達 ◆30UKBYJFE. 見渡す限りの一面に広がる緑の平原。吹き抜ける風、そよぐ草花。抜けるような青空の下。 その風景にはあまりにも似つかわしくない、ド派手な色をした一機の戦闘機と一基のミサイルが停まっている。 そして、その間で二人の人間が話し合いをしていた。 「全く、ヘルメット(とパイロットスーツ)が無ければ即死だった」 憔悴しきり、青い顔でぼやいたのはしっかりとしたパイロットスーツに身を包み、珍妙なヘルメットを付けた男、シャア・アズナブル。 何度も書かれるが一応ネオジオンの総帥である。 「それは、お前が姑息な真似ををするから!……自業自得だろう」 あのまま放っておけば離れられたものを、怒りに任せて―― そうちょっと後悔しながら返すのは、アムロ・レイ。 連邦軍髄一のMSの操縦技術を持つエースパイロットだ。 「全く、何もこんな場所で休む事はあるまい」 「散々降ろせと喚いて、そこで大量に嘔吐していた男が言うことか」 呆れるように言うシャアに、アムロは明確な苛立ちを持って返す。 それを落ち着けと手で制し、シャアは続ける。 「そうではない。 何故このような目に付く場所で場所で今後の方策の会議をするのか、という話だ。 それでなくとも我々の機体は目立つというのに。 地図によればもう少し進んだ所に都市か何かの施設がある筈だろう。 ――地図の端と端が繋がっているという話を鵜呑みにすれば、だが。 落ち着いて話すならばそこの方が良かろう。」 「自覚があったのか!?目立っているって!」 「……は?何を驚いて……?」 「いや、すまない、忘れてくれ」 「いや、まあ、良いのだが」 アムロの奇妙な反応にシャアは少しヘルメットに隠れた首を傾げたが、正直今はどうでも良かった。 それより現状である。 遮蔽物の無い平原は、レーダーの効かず、目視で情報を確認せざるこの世界では非常に敵に発見されやすい。 「道理が分からないお前でもあるまい」 アムロに筋立った答えを求めてそう問掛ける。 「さっき交戦した赤い機体だが、奴も市街地に向かった恐れがある」 答えを聴き、シャアは成程と軽く頷いた。と、同時に、突然アムロがシャアの体を捕まえた。 「おい、納得する振りをしてこちらの機体に近付くな」 どさくさに紛れて機体を盗られては堪ったものではない。 残されるのは核ミサイルなのだ。――しかもピンクの。 鬼の形相でアムロは拳を振りかざす。 「待て。誤解だ。まだ気分が良くなくてな。些かふらつくのだ」 「いいからそっちへ下がれ。修正するぞ」 「わ、分かったから拳を引け!全く、そんな事だから貴様は……」 ぶつくさと文句を言いながらあっさりとシャアは後ろに下がる。 アムロにはそれが少しだけ妙に感じられたが、それで問題が出るわけでも無いので気に留めなかった。 「……話を続けるぞ」 油断ならないシャアのことだ。っていうかあんなもん支給されたら誰だってそうする。 俺だってそうする。内心、自分に支給された機体に安堵しながらアムロは言葉を続ける。 「オーラバリアと言ったか。 分かっていると思うが、さっきの戦闘でこちらの攻撃を無効化した、実弾兵器にも影響を及ぼすバリアの事だ。 バルキリーの武装では、おそらくアレを抜く事は不可能に近い。 もう一度離脱出来るかと言われれば、それは可能だと思う。だが―― キ サ マ を 逃 が す た め に ! ! ……時間を稼がなければならない。 イタズラに消耗するのは出来る限り避けたい」 わざわざ語気を強めて、大業にシャアに向け体を突き出しながらアムロは言う。 「ふむ。そうか」 しかし、それに対して悪びれる様子はシャアには全く無い。 本当にコイツは……。 アムロは心の中で舌打ちをした。 「それに、お前がそうしようとしたように、最初に一旦市街地に集まろうという人間も少なくはないだろう」 「……つまり、それを狙う輩も、か。」 「そういうことだ。 話の途中で戦闘に巻き込まれて機体に乗る暇も無く死んだ、なんて事になっては目も当てられないだろう」 「比べれば目視で近付く機影をを発見しやすいここならば、幾分かマシ、か」 互いが互いを確認出来るのだ。 NTとしての直感を生かして索敵すれば、先手を取ることは出来ないが後手に回ることもない。 また、地上に居れば先のレプラカーンのように高高度を飛んでいる機体からは補足されない。 それは高高度を移動できるバルキリー、核ミサイルが離脱する上では非常に有利な条件だ。 「それで、これからの方針だが――」 しばらくの間、アムロ達は自分達の所持品のチェックを行った。 「食糧は……充分とは言えないが数日持つ程度にはあるな」 「何故貴様はレーションで私は乾パンなのだ」 「いや、そんな事を聞かれても困るんだが……ほら、その分缶詰があるじゃないか」 「……缶切りが無いのだが」 「石でも使え」 「こ、これは……!」 「どうした、シャア!」 「核ミサイルのトランクからマニュアル、食糧だけではなくこんな物が……!」 「これは……ブライト?樹脂のマスクか?」 「ソロモンの悪夢、ガトー小佐のもある。こっちの金髪は……誰だ?」 「俺も見たことは無いな」 「……。」 「お、おい被るのか!?。」 「弾幕薄いぞ!と、何!?」 「う、うわ!ブライトの声に!?」 そして、大体それぞれが互いの物も含め持ち物のチェックを終えた頃、それぞれのマニュアルの最初の方のページにあった余白は少なくなっていた。 ――首輪が爆破される条件がゲームからの逃走だけとは考えられない。 筆談は、この文で始められた。 アムロはパイロットであると同時にMSの設計者でもある。 日常、上着のポケットにペンの一本も挿していることもあるのだ。 そして、ガンダムの設計の他にもハロを作り、電子機器やコンピューターについてもそれなりの知識を持っている。 『当然だな。君のような人種が呼ばれているのだ。 解析される可能性も考慮されているだろう。 となると盗聴機能の一つも付けて未然に防ごうとしている恐れもある。』 『その前にそもそも設備関係で詰まれている可能性もあるがな。』 『設備さえあれば外すことはできそうか?』 『そもそも首輪そのものを見てみなければなんとも言えない。 それに、首輪に使われている爆薬の事もある。 そちらの関係に詳しい人間も居た方が良い。』 『首輪と人材の確保が必要か。』 「できれば殺し合いに乗っていない人間とは協力関係を結びたい所だな」 「うむ。戦力は有るに越したことはない」 『つまり首輪は殺し合いに乗った人物から奪うか、やられた機体の残骸を当たるかという事になるな。』 【アムロ・レイ 搭乗機体:VF-1Jバルキリー(ミリア機)(マクロス7) パイロット状況:頭が冷えて至って冷静 機体状況:ガンポッド、ホーミングミサイル共に若干消費 現在位置:H-2、草原側、地上 第一行動方針:首輪を確保する 第二行動方針:協力者の探索 第三行動方針:首輪を解析できる施設、道具の発見 第四行動方針:核ミサイルの破棄 最終行動方針:ゲームからの脱出 備考:ボールペン(赤、黒)を上着の胸ポケットに挿している】 貴様は気が付いていないようだが―― 話し合いを終え、アムロ・レイが自機に戻っていく後ろ姿を見ながらシャア・アズナブルは心の中で呟いた。 私は貴様の機体を奪おうと思えば奪えたのだ。 遥か高空に吹き付ける暴風。高速で飛ぶミサイルと空気による摩擦熱。 そして、バルキリーによる振り回しの遠心力からも我が身を守ったパイロットスーツ。 これさえあればたかが生身の人間一人、いや、例え刃物や銃を持っていたとしても―― 振り切る事は容易い。 だが。貴様自身が言っていたのだ。戦いになったら私の核ミサイルを逃がさねばならんと。 そして、それは先の赤い機体との戦闘で証明されている。 これに乗ってさえいればアムロという知る限りの兵器の乗り手中で最強の手駒を従える事が出来る。 いや、それどころか他の参加者を仲間に引き入れれば引き入れるほど壁は厚くなるだろう。 強力な機体が無いのならば、しばらくは核ミサイルで粘ってみるのも悪くはないかもしれんな……。 「チャンスは最大限に生かす。それが私の主義だ」 シャアは呟く。 随分と地平に近くなった太陽に照らされ、そのピンク色の角が怪しく光る核ミサイルのコックピットシートに身を預けながら。 【シャア・アズナブル 搭乗機体?:核ミサイル(スーパーロボット大戦α外伝) パイロット状況:嘔吐によりやつれ気味 機体状況:真っピンク 現在位置:H-2、草原側、地上 第一行動方針:核ミサイルをダシにアムロに身の安全を確保させる 第二行動方針:仲間を増やし自分(と核ミサイル)を守らせる 第三行動方針:強力な機体の入手 第四行動方針:首輪を確保する 第五行動方針:缶切りを手に入れる 最終行動方針:ゲームからの脱出 備考:核ミサイルの荷物収納箱からブライト、ガトー、アズラエルのマスクを発見、所持。 ボイスチェンジャー機能付き。 H-2の何処かにシャアの吐瀉物あり】 【初日 16 00】 BACK NEXT 盤の上で駒は計略を巡らせて 投下順 はじめてのしゃいにんぐふぃんがー 迷いの行く先 時系列順 はじめてのしゃいにんぐふぃんがー BACK 登場キャラ NEXT Impact of The Red アムロ ふりまわされる人、ふりまわす人 Impact of The Red シャア ふりまわされる人、ふりまわす人
https://w.atwiki.jp/mtmblgsmnmtm/pages/37.html
37
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/98.html
それぞれの立場 それぞれの道 ◆Nr7qwL8XuU 耳を劈くような轟音が鳴り響く。 「え?なになに??何がおこってるの?」 このロワ最大の巨体を誇る無敵戦艦の膝が崩れ、その内部にあるブリッジも傾いていく。 慌てて慣れない手つきでモニターにかじりつき敵機の姿を探す。ここにはいつものように索敵をおこなってくれる仲間はいない。 映し出されるモニターの映像とレーダーに目を走らせている間にも突然襲ってくる振動とその度に傾いていく床に足を取られて何度もこけた。 やっとの思いで艦後方に大型機を確認したと思ったその瞬間、ダイは横倒しに倒れユリカは床に叩きつけられる。 モニターに映し出されているのは赤いマフラーが印象的な一つの大型機。 その大型機が追撃を加えようとして不意に飛び下がり、ダイとの間に一機の小型機が上空から割り込んでくる姿が見えた。 飛び下がった大型機を追って無数のマイクロミサイルが小型機から散布される。それを次々と蹴り砕きながら大型機は上空に舞い上がる。 最後の一機を蹴り砕いたとき、動きを予測し先回りしていた小型機が差し迫ってきていた。 「勝負だ」 小型機のパイロットがヘルメットを脱ぎ捨て、拳にフィールドを収束させる。 大型機のパイロットが瞬時に体勢を立て直し、その両脚が紫の雷光を発する。 交錯する拳と脚。大気が震えた。 だが、その激しい衝突の様子はユリカの目には映っていなかった。彼女の頭を占めているのは唯一つの思いだけ。 やっぱりあなたはア――― ガン! 頬杖をついていた左手から頬が滑り落ち、額が鈍い音をたてた。 ちょっと赤くなった額を涙目でさすりながらユリカは夢の中身を思い出そうと唸る。 何か大事な夢だったようなそんな気がする。 やっぱり・・・やっぱり・・・・・・なんだっけ? やっぱりアキトは私が好き!・・・・・・何か違う気がする。 違うって言うのは、アキトが私を好きとか嫌いとかいう意味じゃなくて・・・あっ!もちろんアキトは私が好きなんだけれど・・・・・・あれ? ちょうど夢の中身が完全に思い出せなくなったころ一つの通信が無敵戦艦ダイに繋がった。 「とりあえず礼の一言も言っておくべきかな・・・・・・」 ほんのわずかに語調に棘があるのに気づいてか、ロジャーはそこで言葉を区切った。 濃紺のボディーに黄色いラインが印象的な機体が眼前でこちらに向き合っている。 この相手は今しがたこちらを襲ってきた緑色の機体のコックピットを叩き潰したばかりである―――そうロジャーの交渉相手を・・・・・・。 乱入してきてから決着がつくまでの数瞬、口を挿む暇もなかった。いや、挿めなかったといったほうが正しいか・・・・・・。 わずかばかり眉間にしわがよる。 (・・・不快感?馬鹿馬鹿しい・・・だいたい誰にだ?奴か・・・・・・いや、私自身にか・・・。だが・・・) だが、この相手はえたいが知れない・・・。単なる好戦的なマーダーであるようではない。 しかし、この男の得体の知れないところはただ緑の機体のみを仕留めておいてこちらには何の行動も起こしていないところだった。それこそ通信の一つすらも・・・・・・。 その正体を見極め、交渉を行うべくロジャーは閉じた口を再び開く。 「単刀直入に聞かせていただく。君はこのゲームに乗った者か?」 先程の戦闘の一連の流れ。そこから相手の技量は伝わっていた。そして、同時に手馴れた様子も・・・。 「・・・・・・・・・いや」 暫しの沈黙の後、否定の回答が返ってくる。 「ならば」 「なら答えていただきます。何故、あの方を殺さなくてはならなかったのかを・・・」 ロジャーの弁を遮って、彼の言おうとしたことを凛とした声が代弁する。 「・・・・・・」 「彼は私の交渉相手だった。我々にはそれを聞く権利が十分にあるとおもうが」 「・・・通信を拾うかぎり奴が危険なのは明白だった」 YF-21が浮き上がりゆっくりと高度を上げていく。 「殺す必要はなかったはずです。あなたほどの腕前ならばわざわざ殺さずとも機体を無力化することもできたのではないでしょうか?」 徐々に高度を上げていたYF-21はやがてヴァルハラと同程度の高度に達するとそこで静かに上昇をやめた。 「・・・・・・逆に聞く。お前達はどうするつもりだった?」 「説得するつもりでした」 「何故?」 「その前にあなたのお仲間のところに私を案内してください」 暫くの逡巡のあとアキトは二機をダイに案内することに決めた。 「地球圏統一国家外務次官リリーナ・ドーリアンです」 「ナデシコ艦長ミスマル・ユリカで~す! ・・・ぶいっ!」 場を奇妙な空気が占め一瞬時間が止まったかのような感じになる。 「・・・完全に出鼻をくじかれたな。なるほど、うまいやり方だ」 気勢を削がれたロジャーはなんか小声で感心している。 無敵戦艦ダイでの四者のやり取りはそんな感じで始まった。 「先程の問い。答えてもらおうか・・・」 艦周囲の哨戒に当たりつつアキトが口火をきる。ちなみに彼は音声通信での参加となっている。もっともユリカはしきりに着艦することを勧めたのだが・・・。 ともかくその問いに答えるべくリリーナはこのゲームにおえる自らの信念を説き始めた。 「私はかつてロームフェラ財団代表の座にあったときにひとつの宣言を行いました。地球の国家間の紛争の原因であった国家と国家を区別する垣根を取り払うと。 それと同じ事を参加者の皆さんにも考えていただきたいのです。 同じ参加者同士。互いに巻き込まれたに過ぎない私たちはこれほどまでに憎みあわねばならないほどの存在なのでしょうか? 傷つけあわねばならないほど分かり合えない関係なのでしょうか? 私たち個人の間にある垣根は取り払えないほどのものなのでしょうか? 私は全ての参加者が武装を放棄し一つになることを望み、今はまだその道は見えずともこのゲームの平和的解決を目指します。 そして、その為にあなた方の力を貸していただけることを希望します」 話し終えたリリーナは静かにユリカを見据える。 地球圏統一国家やらロームフェラやら聞きなれない言葉が混じっていたがようは―― 「話し合いで全てを解決しようということですね。そしてその為に武装は放棄すべきだと」 リリーナは静かにうなずく。 「でしたら賛成はできません」 「何故ですか!」 「このゲームの中には自分の大切なもの――自分の命や仲間の命、好きな人を守ろうとして銃を持った人、ゲームに乗った人もいると思います。 そんな人達に大切なものを守るための武器を捨てろとは私にはいえません」 「その武器を持つという行為が間違っているのです!」 「なら武器を持たず。襲われたら大切なものも守れず黙って死ねと、それを自分だけでなく他人に強制しろというのですか!私にはそんなことできません!!それに――」 そこで一度ユリカは言葉を区切り、そして続けた。 「それに、あなたには何よりも大切な人の一人くらいいないのですか!!」 直後、論戦に割り込むようにアキトの通信が飛び込んできた。 「・・・・・・話は終わりだ。艦前方で爆発を確認」 「ガイさんはこのまま戦闘空域へ。襲われている人を助けつつ、こちらの指定した空域へ敵機を誘い出してください」 通信と同時に一つのデータを送る。それを確認したアキトは機体を加速させ見る間にその機影は小さくさせていった。 「ロジャー、私たちも出ます。襲っている人も襲われている人も説得してみせます」 強張った顔でデッキに向かう依頼主を横目にロジャーはやれやれと肩を竦めつつユリカに向き合う。 「少し、よろしいか」 「なんでしょうか」 「ユリカ嬢、貴女とは残念ながら意見が別れてしまったが、彼女のような考えの参加者もいるということを覚えておいていただきたい」 「・・・・・・」 「そして、いつか彼女に賭けてみる気になられるのをお待ちしている。・・・・・・私は彼女の桁外れの一途さになら賭けてみてもいいと思っている」 言い終わると踵を返したロジャーはリリーナを追って歩いていった。 周囲が破壊されここわずか一・二時間のあいだに廃墟の様相を呈してきた市街地に、既に息も絶え絶えな白い巨人の姿があった。 ほんの十数分前に目的地にたどり着いたソシエは同じ様に戦闘のあとを目印によってきた参加者に突然襲われた。 説得をしようにも聞いてもらえず。応戦をするも見る間に追い込まれていった。 すでにホワイトドールの右腕は失い。メインカメラの半分は死んでいる。 現状を把握しなおしたソシエは眼前の敵機を睨みつけ 「このおおおぉぉぉぉぉ!!」 気迫と共に槍を突き出す。それを長く赤いマフラーを棚引かせてかわした敵は一歩踏み込み残った片腕を蹴り上げた。 槍が宙を舞い大地に突き刺さり、砕けた腕の破片が舞い散る。 間近で翻るマフラーの赤がやけに鮮やかだった。 視界の中を右から左へゆっくりと流れていったマフラーに続いて紫電の光が目に映る。 大雷凰が繰り出した回し蹴りがドスハードに吸い込まれるその刹那、ソシエは絶叫と共に一筋の光線を放った。 周囲に轟音が鳴り響き、粉塵が立ち込める。その粉塵を裂いて蹴り飛ばされたドスハードが背後のビルに叩きつけられた。 咄嗟にブースターを拭かせてその場から距離をとろうとしたソシエを妙な減速感が包む。 そして次の瞬間、前方の粉塵にドスハードは引き寄せられ、 「カウンタアアアァァァァァァァァッスパイクッ!!!!」 その両足までもが蹴り砕かれ背中から大雷凰の遥か後方に落下した。コックピットを激震が襲う。 「くうぅぅ!」 粉塵の中からゆっくりと大雷凰が姿を現す。先のビームはかわされたのか目だった傷跡はついてはいない。 私はここで死んでしまうの―― 落下の衝撃で朦朧とする意識の中でソシエは思った。 冗談じゃないわ―― 機体の腕を動かそうと試みる。が、すでにその腕はない。足もない。戦うことはおろか逃げることすらこの状態では無理だった。 そういえば、あの小さな機械人形はいつの間にか落としてしまった。 どこに落としちゃったんだろう―― ぼんやりとそんなことを考える。止めを刺しに大雷凰が迫ってくるまでがやけに長く感じられた。 ようやく目前までやってきた大雷凰が不意に体勢を崩しドスハードに倒れこんでくる。 「キャアアアアァァァァァァァァ!!!」 再び激震がソシエを襲い。彼女は目を白黒させる。 大雷凰はすばやく起き上がり機体を反転させるとそのあまりにも小さな乱入者に向かい合った。 「君かい?僕を踏み潰したのは?」 大雷凰の通信機が外部音声をひろい突然の乱入者の言葉を竜馬に伝えた。 「・・・・・・だとしたらどうする?」 「僕を足蹴にして許されると思っているのかい?人間風情がっ!」 「へっ!上等だ!!」 二機が互いに構え合ったその時、ビームガンの射線が二者の間を縫い。遅れて着弾したガンポッドがあたりに粉塵を撒き散らした。 「ちっ!何が起こってやがる。うおっ!そこかぁ!!」 粉塵を抜けた大雷凰を狙っていたかのように上方から射撃が襲う。竜馬が見上げたその先には濃紺の小型機の姿があった。 「・・・・・・消えろ」 無数のマイクロミサイルがYF-21から散布される。それを次々と蹴り砕きながら大雷凰は上空に舞い上がる。 YF-21の拳と大雷凰の脚が交錯した。 一方、その反対側では凰牙とテッカマンが対峙していた。 「人の楽しみを邪魔するなんて・・・それは無粋ってものじゃないのかい?覚悟はできているんだろうね、Mr.ネゴシエイター」 「待ちたまえ。我々は争うためにここに来たのではない。話を聞いてもらえはしないだろうか?」 「フッ、僕に説教でもするというのかい?」 「そうではない。だが我々はゲームの平和的解決を求めている。君が望むならこの機体からも降りてみせよう。ただし君も武装を解除してくれるという前提でだが・・・」 「平和的解決?つまり・・・人間風情とつるめと?できない相談だね」 「人間がどうとかという話ではない。同じ参加者として手を取り合おうというのだ」 「無駄だね。僕は君を倒して僕を足蹴にしたあの許すまじき人間を殺しに行かせてもらうよ」 憎悪を胸に小さな機械人形はテックランサーを構えた。 【ソシエ・ハイム 搭乗機体:機鋼戦士ドスハード(戦国魔神ゴーショーグン) パイロット状況:軽い脳震盪(機体がガンダム系だと勘違いしています) 機体状況:両腕両足損失(AIは取り外され、コクピットが設置されています) 槍は近場の大地に突き刺さってます。 現在位置:D-7市街地 第一行動方針:戦闘を止める 第二行動方針:条件付でシンヤに食料を分ける 第三行動方針:仲間を集める 最終行動方針:主催者を倒す】 【相羽 シンヤ(テッカマンエビル) 搭乗機体:無し パイロット状況:テッカマン形態、PSYボルテッカ使用により疲労、無茶苦茶空腹 怒り心頭(空腹なのちょっと忘れてる) 機体状況:機体なし 現在位置:D-7市街地 第一行動方針:竜馬を殺す 第二行動方針:その為の障害の排除 第三行動方針:食料の確保 第四行動方針:機体の確保 第五行動方針:他の参加者を全滅させる 最終行動方針:元の世界に帰る 備考:テックシステムの使用はカロリーを大量に消費】 【ロジャー・スミス 登場機体:騎士凰牙(GEAR戦士電童) パイロット状態:若干体力消耗 機体状態:左腕喪失、右足にダメージ(タービン回転不可能)、ENレッドゾーン 現在位置:D-7市街地 第一行動方針:シンヤと交渉する 第二行動方針:竜馬と交渉する 第三行動方針:リリーナを護りながら、参加者へ彼女の完全平和主義を説く 第四行動方針:リリーナを説得してENの補給 最終行動方針:依頼の遂行(ネゴシエイトに値しない相手は拳で解決、でも出来る限りは平和的に交渉) 備考:凰牙は通常の補給ポイントではEN回復不可能。EN回復はヴァルハラのハイパーデンドーデンチでのみ可能】 【リリーナ・ドーリアン 登場機体:セルブースターヴァルハラ(GEAR戦士電童) パイロット状態:健康 機体状態:良好 現在位置:D-7市街地上空 第一行動方針:ソシエの無事を確認する 第二行動方針:シンヤ及び竜馬に完全平和主義を説く 最終行動方針:話し合いによって殺し合いを止める 備考:ハイパーデンドーデンチ12本(凰牙の補給6回分)搭載】 【テンカワ・アキト 登場機体:YF-21(マクロスプラス) パイロット状態:良好 機体状態:左腕喪失、マイクロミサイル1/3消費、ガトリンクガンポッド若干消費、EN若干消費 現在位置:D-7市街地 第一行動方針:危険人物(竜馬)の排除 第二行動方針:ユリカを護る(そのためには自分が犠牲になってもかまわない) 最終行動方針:ユリカを元の世界に帰す(そのためには手段は問わない)】 【ミスマル・ユリカ 登場機体:無敵戦艦ダイ(ゲッターロボ!) パイロット状態:良好 機体状態:良好、大砲を一発消費 現在位置:D-7補給施設 第一行動方針:襲われている人の保護 第二行動方針:補給施設を占拠して仲間を集める 第三行動方針:ガイの顔を見たい 最終行動方針:ゲームからの脱出 備考:YF-21のパイロットがアキトだと知りませんが、もしかしたらとは思っています アキトの名前はガイだと思っていますが若干の疑問もあります】 【流 竜馬 搭乗機体:大雷鳳(バンプレストオリジナル) パイロット状態:良好 機体状態:装甲表面に多数の微細な傷 現在位置:D-7市街地 第一行動方針:アキトを殺害 第二行動方針:周辺にいる参加者を全て殺害 第三行動方針:サーチアンドデストロイ 最終行動方針:ゲームで勝つ】 【初日 17 00】 BACK NEXT 堕ちた少女 投下順 血に飢えた獣達の晩餐 ふりまわされる人、ふりまわす人 時系列順 彼らの乗機は強力です BACK 登場キャラ NEXT 護るべきもの ロジャー 血に飢えた獣達の晩餐 護るべきもの リリーナ 血に飢えた獣達の晩餐 護るべきもの アキト 血に飢えた獣達の晩餐 護るべきもの ユリカ 血に飢えた獣達の晩餐 パンがなければお菓子をお食べ ソシエ 血に飢えた獣達の晩餐 パンがなければお菓子をお食べ シンヤ 血に飢えた獣達の晩餐 殺意は昏き火が如く 竜馬 血に飢えた獣達の晩餐
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/1018.html
登録日:2012/01/28(土) 18 22 45 更新日:2024/01/09 Tue 13 21 05 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 A OG SRW おとぎ話 アンドロイド ギリシャ神話 ギリシャ語←統一性のないネーミング シャドウミラー スパロボ スーパーロボット大戦 ドイツ語 バンプレストオリジナル レモン・ブロウニング 北欧神話 無限のフロンティア Wシリーズとはスーパーロボット大戦A(とリメイク作のAP)とスーパーロボット大戦OGシリーズに出てくる戦闘用アンドロイドのことである。 製作者は"向こう側の世界"のシャドウミラー所属のレモン・ブロウニング。 種類は大きく分けて3種類あり、特殊な00番と01から17番までのワンオフ仕様の通称ナンバーズとそれ以外の量産型タイプがいる。 #開発経緯 初期段階では遺伝子レベルで機動兵器や戦闘のスペシャリストになるよう手を加えられた人間だった。 しかし当たり前の話だが誕生した時はまだ、ただの赤ん坊であり実際に戦闘に参加できるまで時間もコストもかかりすぎるためナンバー00で打ち切り以後は戦闘用アンドロイドの開発にシフトしていく。 #ナンバーズ 01から17番までの計17体存在する、量産型ナンバーズとは色んな意味でレベルの違うワンオフ仕様のアンドロイド。 更に、01から10まではゼロナンバーズと呼ばれ恐らく11番から17番までのプロトタイプと思われる。(05と15、06と16、07と17には共通点が多い) ゼロナンバーズは白兵戦を意識してるのか、技術的に未熟だったのかは不明だが各部に武装を施されており人間というよりはロボットに近い形状をしている。 11番、少なくとも15番からは外見からでは人間と変わらない容姿をしているが戦闘能力は生身の人間を超えていると思われる。(OGINにおいてトレーニング機器をラミアが破壊している) #専用装備 ・コードATA Wシリーズ共通の装置で簡単に言うと自爆装置。 ATAは「Ash To Ash(灰は灰に)」の略でありその名が示す通りかなりの威力を誇る。 また、ある程度の規模の調整ができる模様。ゼロ・ナンバーズは文字通りの自爆装置、11以降は機体の方に搭載、量産型は機密保持のための自己消滅コードとなっている。 ・コードDTD W07アシェン・ブレイデルとW17ラミア・ラヴレス専用装置。DTDは「Dust To Dust(塵は塵に)」の略。 一時的にオーバークロックをかけて演算能力や戦闘力を上昇させる。アシェンが任意で使っているためラミアも恐らく任意で使えると思われる。 アシェンはたびたび使うが何故か性格、一人称まで変わってしまい戦闘力はともかく演算能力が上がっているようには見えない。ちなみにこれはバグではなくレモンが組み込んだ仕様である。 実はこのコードは躯体内部の熱量が一定値を越えることで起動する。さらに、一度起動すると演算のためのデータスペースを確保するため、それ以前に入力された命令コードを全てキャンセルする。 アクセルはこのプロセスを利用し、外部から攻撃を加えることで内部熱量を規定値まで強引に上昇、強制的にDTDを発動させることで敵に操られたラミア及びアシェンの自爆を止めた。 ・コードPTP W03ピート・ペインと恐らくW13の専用装置。 PTPは「Play The Puppet(人形を操る)」の略で文字通り、他のWシリーズを操る装置。 コードDTDより優先度は高いが他に優先度の高い指令が出された場合は効力はない模様。 このコードのせいで06カルディアは自爆させられてしまった… #量産型 バリエーション豊富なナンバーズとは違い全てデザインが統一された無機質なロボットタイプ。エンドレス・フロンティアに流れた中には重武装タイプとかいる。 ゲームのOG2ではシロガネ制圧作戦でブリッジを血の海に変えたため、同ゲームのアニメOGINでもシロガネの可愛いオペ子なんかがこうなるんじゃと視聴者を不安にさせたが丸々カットされたため視聴者も安心した。 …なおパイロットとしての性能は非常に高く、なんと回避命中の基本値がラミアを上回りなおかつ見切りまで習得している。敵として出た場合は必中を使わないとまともに攻撃を当てることはできない。 ・自我の目覚め Wシリーズは完全なロボットであり感情など存在しないのだが何故かナンバーズにのみ起きる。 どういう仕組みで起きているのかは不明。 開発者のレモンは自我の目覚めを期待してはいたが兵器としてのWシリーズには不適と考えている。 登場したナンバーズのほとんどが自我に目覚めているがW15ウォーダンはメイガス(=ソフィア)を護ることとコピー元のゼンガーを倒すことに執着し命令違反を繰り返し死亡、W16エキドナもレモンを悲しませないという自我に目覚めアクセルを庇い死亡、最高傑作のW17ラミアは開発者のレモンとシャドウミラーの理想を否定し敵対と最終的にレモンには感情を持たない量産型Wシリーズしか残らなかったのは皮肉でしかない。 …遠い世界ではW07アシェンが毒舌を吐いたり僕っ娘になったりお母さんやったりしているが。 #主なWシリーズ ナンバー00 ハーケン・ブロウニング はっきり言及されていないがレモンとアクセルの遺伝子を基にして産まれた正真正銘の人間。 "向こう側"から"エンドレスフロンティア"に転移した当時は赤ん坊だったが…。 ナンバー03 ピート・ぺイン 通称、汚い中村。 彼なりの目的はあるのだが行ってきた作戦があまりに外道なためカルディアファンからは特に嫌われている。 ナンバー05 ギムノス・バシレウス 人格をコピーして仮の人格を形成するタイプらしく彼自身の人格は無い。 OPムービーでチラッと分かるだけなのだが、片目は眼帯状になっている。 ナンバー06 カルディア・バシリッサ 仕込み武器で戦う女性型Wシリーズ。 前作からのまさかの復活を遂げ援護キャラで使えることを夢見たプレイヤー達の心をえぐってしまった。 その最後はあまりに不憫。 ナンバー07 アシェン・ブレイデル 自重しない毒舌ロボット。 尻はいい。そして二重人格。 ナンバー10 アークゲイン 人間型ではなく、アクセルの愛機であるソウルゲインに酷似した姿を持つWシリーズ。 無限のフロンティア無印では最終的に自爆してしまったが、EXCEEDではピート・ペインの手により再ロールアウトされた。 戦闘で倒すことで、支援機として使用可能。 ナンバー15 ウォーダン・ユミル ギムノス・バシレウスの後継機。 ゼンガーの人格をベースにしているため武人であり漢。 愛するメイガスをライバルであるゼンガーに託すシーンは必見。 ナンバー16 エキドナ・イーサッキ カルディア・バシリッサの後継機。 色々目のやり場に困る美女。 最後まで感情がないように見えたがアクセルを庇った際の彼女の言葉から自我の目覚めがうかがえる。本人は気づかぬまま逝った。 ナンバー17 ラミア・ラヴレス アシェン・ブレイデルの後継機。 最高傑作(レモン談)らしいのだが転移の影響により言語機能が不調になり、敬語が上手く喋れないという欠点を抱えてしまった。 ナンバーズで唯一アクセルと引き分けた実力は確かで、インスペクター事件後はカイから特殊戦技教導隊に引き抜かれる。 コードTSO(追記・修正お願いします) △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ラミアを除いて全部に勝ったアクセル隊長マジパねッス -- 名無しさん (2014-09-25 04 51 20) ↑W11以降とは影鏡がもともと所有の機動兵器(量産型ゲシュMk-II、リオンあたり)に乗って戦ったんだろうけど、それ以外のナンバーズとは生身でやりあったことに…。ヴィンちゃんもだが一体どうなってんだ、向こう側の地球人は… -- 名無しさん (2014-10-10 06 25 20) アルトアイゼンを軍の制式モデルで採用する時点でおかしいけどな -- 名無しさん (2016-07-09 00 47 37) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/686.html
2011年4月21日(木) 第2次Z 臨時報告「懸賞に当たった件について」他 追加で攻略した話のストックもなくなり、いよいよ更新ネタ枯渇か……と思いつつ帰宅した私の前に舞い降りた奇跡。 ◆ファミ通ドットコムの懸賞に当たったらしい ファミ通での「スパロボ特集」開催にあたって事前に行われた読者アンケートにつき、僭越ながら私も送付をしたことについては先日ネタとして使いました。(http //geocities.yahoo.co.jp/gl/hikari8707/view/20110408) 私のコメントらしきものが掲載されたことも相当驚いたのですが、本日自宅にアンケート送付者向けの抽選プレゼントが送られてきていて、二度ビックリ。下の画像はその一部です。 これ以外に、恐らく販売店に配られているものと同系列と思しき大判のポスターを貰いました。しかしポスターって、飾っておくと劣化が避けられないのが辛いところですよねぇ…。といって、飾らなければただ場所を食うだけで、見て楽しめません。保存用と鑑賞用の二部あれば、何も悩む必要はないのですが……う~ん、悩むなぁ。 ともあれ、ファミ通編集部の皆さま、誠にありがとうございました。 ◆第2次Z 出足好調 で、そのファミ通さんにお礼をしようかと思ってページを明けましたらば、4/11~17のソフト売上速報が来ておりました。 ファミ通.com:http //www.famitsu.com/news/201104/20042743.html 14日に発売した第2次Zは「2位以下を大きく引き離して首位」とのこと。スパロボの総売上は初週の瞬間最大風速にかかっているので、ここは「2位以下を大きく引き離して」が額面通りであることを祈りたいところ。実数は今後雑誌の方で確認しようと思いますが、最低30万本以上、できれば50万本の大台に乗っていてほしいなぁという感じ。
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/148.html
◆ 戦場には四機が入り乱れていた。 ガウルンが駆るマスターガンダム。 武蔵が動かすガンダム。 シャギアが操るヴァイクラン。 オルバが乗るディバリウム。 若干の性能差は存在するが、それは戦闘の決め手にはならない。 多少の優勢は、残りの機体がすぐに覆す。 もしこの中の一機でも墜ちれば、戦局は大きく変わる。 それが分かっているからこその均衡だ。 ヴァイクランの放つガン・スレイブがガンダムを襲う。 飛ぶのは二基。一つは不規則な弾道で武蔵の目をくらまし、もう一つが死角から装甲を削っていく。 闇雲にハンマーを振り回すが、ガン・スレイブにはかすりもしない。ガンダムのシールドは既にボロボロだ。 だが、ガン・スレイブの動きが鈍る。その原因はヴァイクラン本体を襲ったマスターガンダムのダークネスショットだ。 ガン・スレイブの操作に集中していたシャギアは舌打ちを一つ。 ガンダムへの攻撃を中止し、接近してくるマスターガンダムに備える。 シャギアはマスターガンダムの倍以上の巨体が持つ長いリーチを生かし、先手を打ったローキックを放った。 しかし、マスターガンダムは伸ばされたヴァイクランの右脚が激突する寸前で跳躍。 ――そのまま、攻撃してきた脚部の上に着地し、機体を駆け上る! 敵機を遮るものは何もなく、マスターガンダムの攻撃は回避・防御共に不可。 瞬間的にそう判断したシャギアは、半ば反射的に叫んだ。 「ガドル・ヴァイクラン!」と。 ヴァイクランの四肢が割れ、マスターガンダムが足場にするはずだった部分は宙に。 踏み場を無くしたマスターガンダムは、地上に落ちていく。 その間にシャギアとオルバは、ヴァイクランとディバリウムの合体を完了させる。 ヴァイクランの四肢と胴の間にディバリウムの各部が挿入される。 分離と合体を経て、二機は一機になった。 「行くぞオルバ! アルス……」 落下を続けるマスターガンダムを標的に、ガドル・ヴァイクランが撃つのは必殺の一撃。 「マグナ……」 カルケリア・パルス・ティルゲムによって増幅された念をエネルギー波にし放たれる、アルス・マグナ・フルヴァンだ。 「フル……何っ!?」 だが、その一撃が放たれることはない。エネルギーの充填が完了する前に、ガンダムのハンマーが背面を直撃したからだ。 ガドル・ヴァイクラン時は移動が不可能だという弱点を突かれた形になる。 そしてこの弱点は合体を解除するまで続き、その恩恵を受けるのは武蔵だけではなく。 ガウルンもまた、動くことの出来ない巨体をいたぶることが出来る。 「――ッ!」 マスターガンダムが着地する。 唯一の攻撃手段を妨げられ、動くことも出来ない今のガドル・ヴァイクランはまさに木偶。ガウルンの攻撃を防ぐこともかわすことも難しい。 マスターガンダムが地表を蹴るのをシャギアはメインカメラ越しに確認する。 合体の解除は? 間に合わない。 マスターガンダムが紅い布を翻し、接近してくる。 右手から赤布が伸び、ヴァイクランの頭部に巻き付いた。そのまま布を手繰り寄せ、マスターガンダムは接近の速度を上げていく。 だが、ガウルンの標的は身動きが取れないガドル・ヴァイクランではなかった。 加速を殺さずにそのまま跳躍の力に変え、ガドル・ヴァイクランの頭上を跳び越えていく。 狙うのは、ガドル・ヴァイクランに更なる攻撃を加えようとしていたガンダムだ。 マスターガンダムの跳び蹴りがガンダムの胸を打ち、赤と青の装甲を砕く。 蹴りの衝撃でガンダムは地に転がった。その間にガドル・ヴァイクランは合体を解除し、ヴァイクランとディバリウムの姿に戻る。 戦場が再び均衡に支配される。この一連の攻防も、決定打にはならない。 フロスト兄弟は、この戦闘の特異性に気づき始めていた。 この戦闘を支配――とは言い過ぎでも操っているのは、まぎれもなく黒いガンダムだということにだ。 決定的なチャンスをあの黒のガンダムは潰している。自機、他機の区別なく。 その行為がもたらすのは、戦局の硬直という結果。実際問題、四機とも多少の破損はあろうと戦闘不能に陥ったものはない。 だが、敵パイロットが何故そのような行動を取るのか、その理由が分からないのだ。 「オルバ。あの黒いガンダムの動き――どう思う?」 「おかしい……ね。ガドル・ヴァイクランを潰すつもりなら、さっきの攻撃をこちらに向ければそれで済んだはず……あそここでわざわざ白いガンダムを狙う理由が無いよ」 「白いのがああするのなら分かる。単体での戦闘力が優れているのは明らかに黒い方だからな。 私たちを潰して一対一に持ち込むより、混戦の方が勝機があるはずだ」 「戦闘時間が延びれば、あの戦艦の応援が来るという可能性もあるね」 「だが、黒いガンダムは違う。奴はこのまま戦ってもジリ貧のはず……一体何故、場の均衡を保つような真似をする? 戦闘を長引かせることが狙いだとしたら……」 フロスト兄弟が疑念を膨らませていたその時、武蔵は焦っていた。 (……早く敵をなんとかして、マサキを探さなきゃいけないのによ……!) 思っていた以上に自機と敵機の能力差は大きい。 黒いガンダムの奇妙な立ち回りのおかげでどうにか生きのびているが、単純な戦闘力ならこの四機の中で最も低いのがガンダムだ。 だが、武蔵とて玉砕覚悟で戦っているわけではない。十分な勝機があると踏んでこの戦闘に乱入したのだ。 武蔵の思考を遮るように、マスターガンダムのダークネスショットがガンダムを襲う。 咄嗟にシールドで防御するが、盾の上半部が吹き飛んだ。まともな防御力は期待できなくなってきている。 武蔵は、クッ……っと、苦しげに息を吐く。 ガンダムのメインカメラは破損している。攻撃の完全回避は難しい。 このまま戦い続ければ、最初に倒れるのは自分だろう。 と、その時、武蔵はサブカメラの映す乱雑な映像の中に白銀を見つける。 十分な勝機――テニアの乗るベルゲルミルだ。 「テニア! 無事だったのか!」 仲間の姿に安心を覚えた武蔵は、テニアに通信を入れながらベルゲルミルの方へと移動する。 だが、返信の代わりに突きつけられたのはマシンナリーライフルの銃口。 思考が停止する。 武蔵は、目の前の光景の意味を理解できなかった。 テニアが自分に銃を突きつけている、という事実を認識した。 そのときには、既に銃口から光が溢れていた。 ガンダムを撃つ瞬間にベルゲルミルのパイロットが放った叫びは、オープンチャンネルの周波に乗って、その場にいた他の三機のパイロットの耳に届く。 『カティアの、仇だ――!』 自分が撃たれたのだ、ということを武蔵が理解するその前に、光はガンダムのコックピットを貫き――巴武蔵は絶命した。 ◇ 時間は若干遡る。 「――助けて!」 戦闘をこなす見知らぬ三機の内、共闘関係にあるだろう二機に向けて、テニアは通信を試みた。 自分の立てた危策、その最後の仕込みのために。 モニターに映る二人の青年の顔は似ている。兄弟なのだろうかなどとテニアが考えると、年上の方の青年が疑問を投げつけてきた。 『君は誰だ? 何故私たちに通信をしてきた?』 相手の疑問ももっともだとテニアは思う。 だからあらかじめ考えていた答えを返す。 「アタシの名前はフェステニア・ミューズ。……お願い、アタシをあの白い機体とあっちの戦艦から助けて! アタシは無理矢理戦わされてるの! アイツらがアタシを襲って……死にたくなかったら協力しろって言ってきて!」 テニアの返答に、青年は訝しげな表情を見せる。 自分でも酷い嘘だと思う。けれど、この嘘さえ通用すれば――後はどうにかなる。 お願い、信じて。と、これは本心から思った。 そして青年は口を開く。 『……いいだろう。君はそこにいたまえ。あの戦艦は私たちも襲ってきた。 どちらにしろ、私たちはあの戦艦とは交戦するつもりだったからな。君がおとなしくしてくれるというのなら、その間だけ君のことを信用してもいい』 明らかに裏のある物言いだが、一時的にしろ相手が自分の言うことを信用してくれたということにテニアは安堵する。 けれどその安堵を決して表情に出さずに、テニアは言葉を返した。 「アタシも戦う……! カティアの仇はアタシがとるんだ!」 ◇ ガンダムを撃った乱入者であるベルゲルミルに対し、ガウルンは攻撃と通信を同時に行う。 ダークネスショットの照準をわずかにずらし、わざと足下に当てる見せかけの攻撃と、『さっき、楽しくしてやると言ったのはお前か』という通信だ。 それに対してテニアは、同様にマシンナリーライフルをマスターガンダムの頭上に撃ち、『そうよ』という通信を送り、自分の行動の全てをガウルンに話す。 姉妹のように育った仲間を殺したこと、何をしてでも生き残るつもりだということ、そのためにガウルンを、フロスト兄弟を利用すること。 「ハッ! とんだ茶番だな? そんなことのために、俺に『時間を稼げ』なんて言ったのかい?」 「ええ、そうね。確かに酷い話だわ、こんなの。 でも、誰にも文句は言わせない。アタシは生き残らなくちゃいけないの。 どう? あの連中はアタシがこのまま取り入って中から潰す――だからアンタは逃げてちょうだい」 「ふざけるんじゃねぇよ。なんでここまできて逃げなくちゃいけねぇんだ?」 ガウルンは顔をしかめ、マスターガンダムをベルゲルミルに接近させる。 この距離なら、一撃で仕留める自信があった。テニアが下手なことを言うようならその時は殺すまでだ。 ヒートアックスを振りながら、そう考える。それに対し、テニアは顔色一つ変えずに返答。 「アンタに死なれちゃ、アタシが困るの。――殺る気満々の人間、有効活用しない手はないでしょ?」 彼女をよく知る人間が見れば、ぞっと背筋が凍るような――そんな表情を浮かべたまま、テニアは話す。 明るかったかつての少女はいない。今ここにいるのは、生きるために何の躊躇も無く他人を、仲間を殺せる、そんな少女だ。 暗い瞳の奥に潜む闇。ガウルンは少女の目にそれを見つける。 ガウルンは、一つ小さく笑うと、 「この俺を、利用する……面白いねぇ。嬢ちゃんの話、乗ってやるよ。ただし――」 ビームナイフを起動し、ベルゲルミル目掛け振り下ろす! 完全に不意をつかれる形になったテニアは、左腕の切断をモニターで確認する。 肘から先を綺麗に持っていかれた。断面から内部構造をはっきりと確認できそうなほど。 ガウルンの体術とナイフの技術があればこその芸当だ。 「こいつは駄賃にもらっていくぜ! 嬢ちゃん、名前は?」 「フェステニア・ミューズよ。……そんなの聞いて、どうするつもり?」 「良い名前じゃないか。俺は、ガウルンと呼んでくれよ。……なぁに、お前は俺様が殺してやろうと思ってねぇ。 ここは退いてやる。今度逢ったときは――覚悟しとくんだな?」 「……ッ! アンタなんかに殺されて――たまるもんか!」 ベルゲルミルからシックス・スレイブが射出され、マスターガンダムを襲う。 だが、マスターガンダムはそれを軽くかわすと、地表に出来た裂け目へと飛び込んだ。 テニアが中を覗き込むと、既にそこにガウルンの姿は無かった。 あるのは何処へ繋がっているともしれない地下通路だけだった。 ◆ 『損傷率40%。このままの戦闘は危険だぞ』 Jアーク操縦席にトモロの声が響く。 Jアークとナデシコの戦闘は、時間の経過と共に激化の一途をたどっていた。 互いに防御機構は存在するものの、それを超える火力もまた、搭載されている。 当然のように装甲は削がれ、弾薬・エネルギーの類の消耗も著しい。 このまま双方共倒れになるのも時間の問題だろう。 「ソシエ、武蔵さんからの通信は?」 「テニアと合流できたって……今からマサキを探すって連絡がさっきあったわ。 レーダーに映る限りだと、武蔵が戦闘してるみたいだけど……」 『キラ、今は武蔵達と合流し、撤退することを優先すべきだ』 ソシエとトモロ、二人の声を聞いてキラは考える。 このまま戦って、勝ったとしても――その先に、何が残るだろう? 自分たちがしなくちゃいけないのは、戦いに勝って、生き残ることだけじゃない。 最後にはあの化け物も倒して、元の世界に帰らなくてはいけない。 ――だから、今は。 「分かりました。今からJアークは転進、武蔵さん達と合流し、ここを離れます!」 Jアークは艦首を後方に向け、移動を開始。 ジェネレイティングアーマーを重点的に後部へ展開し、ナデシコからの追撃を耐える。 武蔵とテニア、二人のところに着くまでの数分が、キラとソシエには永遠のように永く感じられた。 だが、あと少しだ。あと少しで武蔵達と合流出来る。 弱い考えに挫けそうになる心を懸命に奮い立たせて、キラはJアークを走らせる。 「ソシエ、武蔵さん達に通信を入れて! 今から合流するってことと、マサキの安否を!」 「分かっ――え? 嘘……でしょ?」 ソシエはレーダーとモニターに映ったものを見て、きっと見間違いだと目をこする。 しかし、もう一度見ても画面に映る映像に変化はなく―― 「なんで――なんでテニアが武蔵を撃ったの!?」 レーダーが示すのはガンダムのロスト。モニターにはマシンナリーライフルをガンダムに向けて撃つベルゲルミルの姿が映っている。 確認する限りでは、ガンダムはコックピットブロックを含む胸部を撃ち抜かれ大破。 おそらく――パイロットの命は無いだろう。 「そん……な……まさか、本当にテニアが……!」 『――キラ!』 突然、Jアークを砲撃が襲い、衝撃が艦を揺らす。 呆然とするキラの代わりにソシエがメインモニターで敵機を確認。 今の攻撃の主は、戦艦と共にダイの援軍に来た二機が合体したものらしい。 戦艦の主砲とはいかなくとも、今の攻撃の破壊力は無視できるレベルのものではない。 「ちょっとキラ、しっかりしなさいよ!」 ソシエの叫びにも関わらず、キラはショックを隠しきれず、混乱したままである。 代わりにトモロが、『ここは撤退だ』と冷静な判断を下す。 トモロのこの発言に、キラははっと我に返り、反対する。 まだ武蔵は生きているかもしれない、マサキだって、テニアだって…… けれど、その声も敵機の更なる砲撃に遮られる。 ガドル・ヴァイクランのアルス・マグナ・フルヴァン、ナデシコのグラビティブラストという高威力砲撃を受け、Jアークの損傷は拡大していく。 もはや一刻の猶予もない。このままでは轟沈するだけだ。 それでもキラは撤退に反対し、仲間の救出を唱える。 そんなキラに業を煮やしたソシエは―― 「こぉの……バカキラは寝てなさい!」 近くにあったバールのようなものでキラの頭にごっちーんとキッツい一撃をお見舞いさせる。 頭部への衝撃は、キラの意識を失わせるのに十分だった。 半ば――いや、かなり強引な方法ではあったが、もう撤退に反対するものはいない。 「トモロ! 全力で撤退よ!」 Jアークは撤退する。 ◆ 全ての戦闘行為が終結したD-7地区。 機動戦艦ナデシコの甲板に、ヴァイクラン、ディバリウム、ベルゲルミルの三機が繋留されている。 シャギアとオルバは、それぞれヴァイクランとディバリウムの中からモニターに映るナデシコ内部の映像を眺めていた。 そこに映っていたのはナデシコの現艦長である兜甲児と、同じくオペレーターの宇都宮比瑪。それにフェステニア・ミューズを加えた三人。 戦闘の終了後、テニアは武装を解除し自らナデシコに投降してきた。 そしてシャギアとオルバから投降の理由の一部を聞いた甲児と比瑪は、テニアをナデシコへと招いた――というわけである。 「はい、テニアさん。まだ熱いから気をつけてね。こっちは甲児君の分ね。 フロストさんたちの分も用意しますから、後で取りに来てくださーい」 比瑪の手には、未だ熱いコーヒーカップが握られている。 憔悴した様子を見せるテニアを気遣い、比瑪が煎れてきたものだ。 ついでに甲児と自分のものも用意し、少しでも場の雰囲気を明るくしようとしてくれていた。 本当はフロストさんたちにも煎れたての美味しいコーヒーを味わって欲しいんだけど、と考えながら比瑪は毛布にくるまり震えている少女を見つめる。 自分と同年代の少女の顔には、明らかに怯えの色があった。 「……ありがとう」 小さな声で礼を言うテニアの姿には年相応の明るさなど微塵もない。 そして、テニアは喋り出す。自分がどうしてあんなことをしたのかを。 「アタシは……たまたま元からの知り合いに会えたんだ。メルアっていって、お菓子が好きな子だった。 いつもコクピットでお菓子をこぼして、統夜に怒られてたっけ…… でもね? ……メルアは死んじゃったんだ。アタシの目の前で、殺されたんだ――!」 テニアの小さな叫びに、比瑪は最初の放送のことを思い出す。 メルア=メルナ=メイア。そんな名前が呼ばれていた。 死んだ人たちにも知り合いはいた。そんな当たり前のことが、言葉以上の意味を持って比瑪の心に重くのしかかる。 「アタシはどうしたらいいのか分からなかった。 そしてまた会ったんだ。元からの知り合い。カティアにね」 ……カティアだって!? 甲児はその名前に聞き覚えがある。確かメルアと同じように、第一放送で呼ばれた名前だ。 もしかして、という最悪の想像が浮かぶ。 「メルアが死んだ――そのことを言ったら、カティアもすごく悲しんでた。だけど、こうも言ってくれたんだ。 メルアの分も、私たちで生きよう、統夜と会って、こんな殺し合いを止めようって。 そんなとき、アイツらが来た。キラ・ヤマト、巴武蔵、ソシエ・ハイム、マサキ・アンドー。 いきなり襲ってきた。アタシ達は何も出来なくて、カティアはアタシをかばって、アイツらに殺された」 テニアの手が震え、コーヒーの表面が波立っている。 自分が涙を流しているのに気づいていないかのように、テニアは言葉を止めない。 「アイツらはカティアの死体をアタシの目の前に持ってきた。そしてこう言ったんだ。 こいつの死体から首輪を取れ。そして、自分たちの仲間に――共犯者になれって! アタシはどうしようもなかった。断れば殺される。そう思って、アタシは、アタシはカティアの死体を――!」 最後の言葉は叫びにもならずに宙に消えていく。ガクガクと震えるテニアの手からはコーヒーがこぼれ落ちていた。 目を伏せるテニアの前に、影が立つ。気づいたとき、テニアは抱きしめられていた。 こぼれるコーヒーに服が汚れるのも気にせずに、比瑪はテニアを抱きしめる。 その目尻からはテニアと同様に涙の滴がこぼれていた。 「ごめんね……そんな辛いこと思い出させて」 比瑪がテニアを抱きしめているその時、甲児はやり場のない怒りに身を震わせていた。 人を人とも思わない、悪魔のような所業。聞いただけで胸糞が悪くなってくる。 (……これ以上こんなことを続けさせてたまるかよ! 俺たちで……止めてみせる!) 絶対に、この殺し合いを終わらせてみせる。そう胸に誓った。 ◇ 『しかし……嘘が下手だな、あの娘は。最高のアドバンテージになりうる首輪をみすみす渡しておくということがあるはずもない。 それではあの二人は騙せても私たちの目までは誤魔化せんよ』 『同感だけど……なら兄さん、どうしてテニアを仲間にするような真似をしたんだい? どうやらあの二人は完全に丸め込まれたみたいだし……』 『あれは仲間にしたのではない。あくまで戦略上の判断だ。 私たちを含め、あの場にいた五機――同じバトルロワイアルをするのなら、二対一対一対一と三対一対一ではどちらが得なのか、ということだよ。 今回はたまたま利害が一致したからこちらも利用させてもらったがね。 現に、こちらはさしたる被害も無いまま白いガンダムは撃墜、黒いのも何処かへ撤退した』 『それは確かにそうだけど……なら、これからどうするんだい? 早めに手を打たないと、僕らも何時後ろから撃たれることになるか』 『手を打つといっても甲児と比瑪の前でどうこうすることは難しいだろう。私たちの信頼にも関わってくる。 だが、あの二人が見ていないところならどうなる? こんな状況だ――少し離れている間に誰かに襲われてしまう、というのは珍しくないだろうな。 二手に別れて行動していたのならなおさらだ。なに、協力者探索の効率化とでもうそぶけば問題は無い』 『その時に――ということだね? なら兄さん、その役は僕がやるよ』 『頼むぞオルバ。その間に、私はナデシコで首輪について調べるつもりだ。丁度、サンプルも余計に手に入ったからな』 『兄さん、首輪解析なんて出来るの――って、確かにあの二人には任せられないね』 『そういうことだ。その前に、休息の時間も必要だな。行動開始は放送後にしよう。それまでは束の間の休息を楽しもうではないか』 『了解。それからもう一つだけ。……あの戦艦、あのまま放っておいてよかったの?』 『Jアーク、とテニアは言っていたか……。心配ないだろう』 『どうしてそう言えるんだい?』 『さすがだな、抜け目がない男だよ、アレは。……電池になっているのか、これは。小脇に挟んでいたのはこれだったのだな。 ――ん、オルバ。その質問についてだが……それは私だけのヒ・ミ・ツ☆だ』 『――分かったよ、兄さん……』 ◆ 市街地から離れたJアークは、進路を北にとり、移動を続けていた。 大規模な戦闘の結果、Jアークの各部には多くの損傷が残り、消耗も激しい。 五人いた仲間も――今はキラとソシエの二人だけだ。 いや、もう少しアバウトに考えれば――彼は参加者ではないが――あと一人いる、と言えないこともないだろう。 『――それで良かったのか? ソシエ』 Jアークに備え付けられた超AI、トモロがいる。 彼の判断と戦闘補助が無ければ、今頃Jアークは轟沈していてもおかしくない。 けれど、そんな彼の問いかけに、ソシエは少し、いやかなり不機嫌な感じでぶっきらぼうに答える。 ちなみに、ソシエの放った頭部への一撃は、未だキラを目覚めさせないほどの威力はあった、と言っておこう。 「何が?」 『先ほどの撤退のことだ』 「――良いわけ、ないじゃない」 「でも、生きるためにはやらなくちゃいけないことってあるのよ。 ミリシャだって、好きで戦争してる人たちばかりじゃなかったわ。 辛い思いしてまで故郷の人と戦ってるバカもいた。 ……うん、あたし何が言いたいのかしら。とにかく……あたしも、辛いってことよ。 ……まったく、キラったら気持ちよさそうに寝ちゃって。って、これ――」 物憂げに話しながら――ソシエはふとキラの顔を眺める。 キラは泣いていた。とても静かに、けれど大粒の涙をこぼしながら。 「泣いてるの?」 『キラの知人の名が呼ばれた。第一放送のことだ』 「なんていうか――辛いわね」 『そうだな』 「ああ、私もそう思うよ」 「……って、誰よ貴方!?」 「通信回線を開いたままでプライベートな会話とはいただけないね、ソシエ嬢。 だが今の会話で確信したよ。――君たちは、交渉に値する人物だ」 Jアークのモニターに青年の顔が映る。 黒髪を短く整え、黒のスーツに身を包んだその風貌を、ソシエは見たことがある。 「もしかして貴方……一番はじめにあの化け物に喧嘩売ってた人!?」 「喧嘩では無いさ。ネゴシエイトだ。 私の名はロジャー・スミス。これでもネゴシエイターをやっている。 改めて、君たちに交渉を申し込もう」 【キラ・ヤマト 搭乗機体:Jアーク(勇者王ガオガイガー) パイロット状態:気絶中・ジョナサンへの不信 機体状態:ジェイダーへの変形は可能?各部に損傷多数、EN・弾薬共に30% 反応弾を所持。 現在位置:D-6上空 第一行動方針:? 第二行動方針:仲間の無事の確認 第三行動方針:このゲームに乗っていない人たちを集める 最終行動方針:ノイ=レジセイアの撃破、そして脱出】 備考:Jアークは補給ポイントでの補給不可、毎時当たり若干回復。】 【ソシエ・ハイム 搭乗機体:無し パイロット状況:右足を骨折、気力回復 機体状況:無し 現在位置:D-6上空 第一行動方針:ロジャーと交渉? 第二行動方針:新しい機体が欲しい 第三行動方針:仲間を集める 最終行動方針:主催者を倒す 備考:右足は応急手当済み】 【ロジャー・スミス 搭乗機体:騎士凰牙(GEAR戦士電童) パイロット状態:肋骨数か所骨折、全身に打撲多数 機体状態:左腕喪失、右の角喪失、右足にダメージ(タービン回転不可能) 側面モニターにヒビ、EN70% 現在位置:D-6(Jアーク甲板) 第一行動方針:Jアークと交渉 第二行動方針:ゲームに乗っていない参加者を集める 第三行動方針:首輪解除に対して動き始める 第四行動方針:ノイ・レジセイアの情報を集める 最終行動方針:依頼の遂行(ネゴシエイトに値しない相手は拳で解決、でも出来る限りは平和的に交渉) 備考1:凰牙は通常の補給ポイントではEN回復不可能。EN回復はヴァルハラのハイパーデンドーデンチでのみ可能 備考2:念のためハイパーデンドー電池四本(補給二回分)携帯 備考3:ワイヤーフック内臓の腕時計型通信機を所持】 【ガウルン 搭乗機体:マスターガンダム(機動武闘伝Gガンダム) パイロット状況:疲労小、DG細胞感染、気力135 機体状況:全身に弾痕多数、頭部・左肩・胸部装甲破損、マント消失、ダメージ蓄積 DG細胞感染、損傷自動修復中、ビームナイフとヒートアックスを装備 現在位置:? 第一行動方針:近くにいる参加者を殺す 第二行動方針:アキト、テニアを殺す 第三行動方針:皆殺し 第四行動方針:できればクルツの首を取りたい 最終行動方針:元の世界に戻って腑抜けたカシムを元に戻す 備考:九龍の頭に埋め込まれたチタン板、右足義足、癌細胞はDG細胞に同化されました 】 【シャギア・フロスト 搭乗機体:ヴァイクラン(第三次スーパーロボット大戦α) パイロット状態:良好、テニアを警戒 機体状態:EN60%、各部に損傷 現在位置:D-7市街地 第一行動方針:休息 第二行動方針:首輪の解析を試みる 第三行動方針:比瑪と甲児を利用し、使える人材を集める 第四行動方針:意に沿わぬ人間は排除 第五行動方針:首輪の解析 最終行動方針:オルバと共に生き延びる(自分たち以外はどうなろうと知った事ではない) 備考1:ガドル・ヴァイクランに合体可能(かなりノリノリ)、自分たちの交信能力は隠している。 備考2:首輪を所持】 【オルバ・フロスト搭乗機体:ディバリウム(第三次スーパーロボット大戦α) パイロット状態:良好、テニアを警戒 機体状態:EN60%、各部に損傷 現在位置:D-7市街地 第一行動方針:休息 第二行動方針:テニアと共にナデシコと別行動をし、テニアを殺害 第三行動方針:比瑪と甲児を利用し、使える人材を集める 第四行動方針:意に沿わぬ人間は排除 第五行動方針:首輪の解析 最終行動指針:シャギアと共に 生き延びる(自分たち以外はどうなろうと知った事ではない) 備考:ガドルヴァイクランに合体可能(かなり恥ずかしい)、自分たちの交信能力は隠している。】 【兜甲児 搭乗機体:ナデシコ(機動戦艦ナデシコ) パイロット状態:良好 機体状態:EN50%、相転移エンジンによりEN回復中、ミサイル20%消耗 現在位置:D-7市街地 第一行動方針:ヒメ・フロスト兄弟と同行 第二行動方針:ゲームを止めるために仲間を集める 最終行動方針:アインストたちを倒す 備考1:ナデシコの格納庫にプロトガーランドとぺガスを収容 備考2:ナデシコ甲板に旧ザクを係留】 【宇都宮比瑪 搭乗機体:ナデシコ(機動戦艦ナデシコ) パイロット状態:良好、ナデシコの通信士 機体状態:EN50%、相転移エンジンによりEN回復中、ミサイル20%消耗 現在位置:D-7市街地 第一行動方針:テニアを慰める 第二行動方針:甲児・フロスト兄弟に同行 第三行動方針:依々子(クインシィ)を探す 最終行動方針:主催者と話し合う】 【フェステニア・ミューズ 搭乗機体:ベルゲルミル(ウルズ機)(バンプレストオリジナル) パイロット状況:非常に不安定 機体状況:左腕喪失、マニピュレーターに血が微かについている、ガンポッドを装備 現在位置:D-7市街地 第一行動方針:ナデシコの面々に取り入る 第二行動方針:どのように行動を取ればうまく周りを騙せるか考察中 第三行動方針:とりあえず甲児達についていく 第四行動方針:参加者の殺害 最終行動方針:優勝 備考1:甲児・比瑪・シャギア・オルバ、いずれ殺す気です 備考2:首輪を所持しています】 【パイロットなし 搭乗機体:ぺガス(宇宙の騎士テッカマンブレード) パイロット状態:パイロットなし 機体状態:良好、現在ナデシコの格納庫に収容されている 現在位置:D-7市街地】 【熱気バサラ 搭乗機体 プロトガーランド(メガゾーン23) パイロット状況 神経圧迫により発声不可、気絶中 機体状況:MS形態 落ちたショックとマシンキャノンの攻撃により、故障 現在位置:D-7市街地(ナデシコ格納庫内) 第一行動方針:新たなライブの開催地を探す 最終行動方針:自分の歌でゲームをやめさせる 備考:自分の声が出なくなったことにまだ気付いていません】 【巴武蔵 搭乗機体:RX-78ガンダム(機動戦士ガンダム) パイロット状態:死亡 機体状況:大破 現在位置:D-7市街地】 ※備考(無敵戦艦ダイ周辺) ・ハイパーデンドー電池6本(補給3回分)は無事(ロジャーが二本持っていきました) ・首輪(リリーナ)は艦橋の瓦礫に紛れています 【残り28人】 【二日目2 30】 BACK NEXT 謀 ―tabakari― 投下順 私は人ではない 愛を取り戻せ 時系列順 心、千々に乱れて BACK NEXT 鍵を握る者 噛合わない歯車 キラ 何をもって力と成すのか 鍵を握る者 噛合わない歯車 ソシエ 何をもって力と成すのか 鍵を握る者 噛合わない歯車 ロジャー 何をもって力と成すのか 鍵を握る者 噛合わない歯車 ガウルン Shape of my heart ―人が命懸けるモノ― 鍵を握る者 噛合わない歯車 シャギア 夜明けの遠吠え 鍵を握る者 噛合わない歯車 オルバ 夜明けの遠吠え 鍵を握る者 噛合わない歯車 甲児 夜明けの遠吠え 鍵を握る者 噛合わない歯車 比瑪 夜明けの遠吠え 鍵を握る者 噛合わない歯車 テニア 夜明けの遠吠え 鍵を握る者 噛合わない歯車 バサラ 夜明けの遠吠え 鍵を握る者 噛合わない歯車 武蔵
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/230.html
それぞれの思惑 ◆C0vluWr0so 「……ジョナサン?」 「なんだ、クインシィ」 「……私の言いたいことは分かるだろう」 「……ああ、すまない。やはり時間が経ちすぎていたようだな……」 黒い機体との戦闘から離脱した真ゲッターは、Jアークが待機しているはずのポイントへと到着した。 しかし、暗い森の中の何処にもJアークの巨大すぎる影は無い。 キラと別れた場所から補給ポイントまで何度往復しても結果は同じ。 キラとソロバンはJアークごと何処かへ行ってしまったのだと気づき、舌打ちをするジョナサン。 「だが、お前はこう言った。 『もしかしたら俺を捜しに行ったのかもしれないな。ここで待ってみるのも一つの手だろう』 その言葉を信じた私が馬鹿だったようだ。呆れたよ、ジョナサン=グレーン」 「確かにこの何時間かを無為に過ごしたことは謝罪に値する。謝らせてもらう。 だがなクインシィ、これはこれから俺たちが動く上で重要な指標になることかもしれんぞ?」 「……どういう意味だ」 不敵な笑みを浮かべそのような言葉を口にするジョナサンに対し、クインシィは眉をひそめながら疑問を返す。 無駄にした数時間分の価値はあるのだろうな、と睨み付けながらだ。 ジョナサンはクインシィの鋭い眼光から眼を背けることなく答えていく。 「やはり俺たち二人以外の人間は信用出来ない、ということだよ。 キラに何があったかは知らないが……俺も当てにしていたところはあった。 だが実際はこれだ。キラが今現在生きているかどうかも分からん。 それどころかこの殺し合いに乗り、俺たちの敵になっている可能性だって否定出来ないだろうなぁ」 「だから何だと言うんだ。まさか、私たち以外の人間――ガロードを切れ、とでも?」 「おっと、早とちりしてもらっちゃ困るなクインシィ。俺はただ、気を付けようと言っているのさ。 ……まぁ、俺はガロードを切ってもいいと考えているがね」 「……本気で言っているのか?」 「ああ、そうさ。まさか、このままあの怪物を倒して仲良しこよしで帰れるとはオルファンの女王も考えちゃいないだろうな? それは甘すぎるぜ。本気で帰るというのなら――最後の一人になることが一番確実だろうよ」 いつの間にかジョナサンの顔からは笑みが消え、代わりに真剣な表情が浮かんでいる。 そもそもこの男、最初からクインシィ=イッサーを生還させることを最終目的に動いていた。 キラやガロードとの協力も、数減らしも、すべてはクインシィが生き残る確率を少しでも上げるため。 お互いに死なないため、生きて帰るため。そんな目的で徒党を組む参加者とは違う。 彼にとってはクインシィを除く全ての参加者は、彼女を生き残らせるための駒に過ぎないのだ。 ――無論、ジョナサン=グレーン自身さえも。 「俺はお前に死んで欲しくないのさ。そりゃキラやガロードと一緒に生き残れるというのならそれは最善だ。 だが、そうも言ってられないということも聡いクインシィにだって分かるだろう?」 「……それは認める。だが、ガロードは……!」 「勇はここにいないかもしれない。帰らなきゃ会えないかもしれないんだぞクインシィ!」 勇の名前が出た途端、クインシィの顔が陰ったのをジョナサンは見逃さなかった。 (やはり勇はクインシィの泣き所か……あまり勇をダシにするのも癪だが、それでクインシィを手懐けられるのなら安いものだ) 「仲間との友情、そして強敵の撃破! みんなでハッピーエンド! 大いに結構なことだよ、コミックの中ではな! 現実を見ろクインシィ。お前が帰らなきゃ、オルファンは、リクレイマーは、伊佐美勇はどうなるんだ。 何度でも言うぜ。お前は帰るんだ、オルファンへ! オルファンの女王、クインシィ=イッサー!」 「だが、ガロードは……! ガロードは、勇を一緒に捜してくれると言ってくれた!」 緊、と空気が張り詰める。 一瞬の後それは解け、再びクインシィが口を開いた。 「確かにお前の言うことは分かる。だからといってそれは、私がガロードを見捨てる理由にはならない! 勇がここにいないというのならガロードと一緒にここから帰って会いに行くさ! ……だから、その考えは無しだ、ジョナサン」 「……後悔するぜ」 「しないさ。私はクインシィ=イッサーだからな」 威風堂々。まさにその形容が似合う、そんな風格を身に纏う眼前の女性を見つめる。 ……やはり、この女はオルファンの女王たる女なのだと実感する。 そして、同時にこうも思う。 (やはり、お前は死なせるわけにはいかない女だ) ガロードやキラがあの怪物を倒せるというのなら、そのお零れを頂くまでだ。 ある程度なら協力をしてやってもいい。そこまでは譲ろう。 だが、クインシィの命を守り、何としてでも生きてオルファンに帰す。このことだけは譲れない。 (恨むぜ、ガロード。お前がいなければクインシィは何も考えずにこのゲームの勝者になることを選んだろうにな) もう遅い。ガロード=ランという存在はクインシィを構成する一部分となってしまったようだ。 「……もうこんな時間だ。行くか、クインシィ。ガロードと、隼人とかいう男を迎えに」 「ああ」 時刻は午前四時を過ぎているが、このまま合流地点を目指せば放送の前にはガロードたちと合流出来るだろう。 クインシィの建前、ひとまずは猫を被っておこうと決める。 真ゲッター2が地上を走り出した。 速さは力を感じさせてくれる。アンチボディに乗っていたときには感じなかった力を、ジョナサンはゲッターから感じていた。 ◆ 一方、B-1地区――午前四時。 ここではアムロ=レイとガロード=ランの二名が、各々の情報の交換と今後の行動方針についての相談とを行っていた。 「……つまり、君とクインシィという女性は、神隼人氏と共に行動をしていたが、この場所で戦闘が始まった」 「相手は神さんの知り合いだった。とは言ってもなんだか話が噛合っちゃいなかったみたいだけど。 そして、俺とお姉さんの二人だけがここから離脱して……ここから南の方でお姉さんの知り合いのジョナサンって奴と会ったんだ。 その後ジョナサンと機体を交換して、俺は神さんを迎えにここへとんぼ返り……だったんだけどな」 神隼人が乗っていたという可変戦闘機――主翼、四肢、その他諸々のパーツから、アムロはバルキリーと同系統の機体だと判断した――は、原型を留めてはいなかった。 おそらくは空中戦闘の途中で撃墜され、地上に落下したのだろう。木っ端微塵になったそれに、生者が乗っているはずもない。 遺体もまた粉微塵になっており、首輪も発見出来ない状況であった。 ……惜しい人物を亡くしてしまった。アムロはそう思う。 ガロードからの話を聞く限り、神隼人はこの状況を打破する大きな助けになってくれるはずの男だった。 行動の全てが遅すぎるのだと、改めて痛感する。 (集団を小分けにし、速さを損なうことなく動く――ブンドルの策は正しかった。 だが、事態は予想以上の速さで進行しつつある、か) 次の放送で何人の名前が呼ばれることになるのか……アムロには予想も付かない。 少なくともシャア=アズナブル、神隼人の名前は呼ばれることになるだろう。 そして、先ほど首輪を回収したガナドゥールのパイロット。 ギンガナムがブンドルと交戦をしたというのなら、胸に獅子を持つ機体のパイロットも死亡した可能性はある。 可能性だけで言うのなら、アイビスも無事だとは言い切れないのだ。 「それでだけどさ」 ガロードの一言がアムロの思考を遮る。 ふとガロードの顔を見ると、いつになく真剣な面もちでアムロを見つめている。 「アムロさんを疑ってるわけじゃない。……その首輪の持ち主について聞きたいんだけど」 「……俺がガナドゥールに乗り込んだとき、既に事切れていた。 神隼人氏とその知人との戦闘に巻き込まれた可能性は高いだろうな」 「いや、それならいいんだ……って、こんな言い方は不謹慎か。 その人、どうやらお姉さんの弟と一緒にいたみたいでさ。 アムロさんも知らないかい? 勇って男と、そいつが乗ってるらしい蒼いブレンパワードを」 「ブレンパワード? ……いや、その勇という人物と蒼いブレンというのは知らない。 だが、別のブレンパワードなら見ている。 アイビス――俺が捜している女性も、ブレンパワードに乗っているはずだ」 「へぇっ? こりゃ偶然。でもまぁ、だから何だって話だな。 それでアムロさん、これからどうするんだ? 俺と一緒にお姉さんたちと合流するのか、それとも単独で動くのか。 俺としてはアムロさんに来てもらいたいんだけどな」 「そうだな……一度、その二人とも会っておきたい。情報交換もしておきたいところだからな」 それに……と、アムロは無言で首輪を指し示す。 「まだ俺たちが知らないことをその二人が知っているかもしれない。 一度離れれば二度と会えなくなることだってある。 これ以上チャンスは潰したくないというのは君にも分かってもらえるはずだ」 コクリと頷くと、ガロードは早速ガンダムに乗り込み始めた。 ガンダム――そう、それはガンダムとしか言い様のないフォルムを持っている。 「それじゃ行こうぜ! ……っと、何かおかしいところでもある?」 「ガンダム……ガロード、君はガンダムを知っていると言っていたな?」 「ああ、そうだよ。まぁ、このF-91は俺も知らないガンダムだけどね。 もしかしてアムロさんもガンダム乗り?」 「ああ。何の自慢にもならないが、実戦で初めてガンダムを乗りこなしたパイロット……ということになっている。 だが、俺の世界でガンダムが開発されてから十年以上経っているが、そんなガンダムは俺も見たことが無い。 使われている技術自体は俺の世界のものの延長線上にあるようだが……」 「それこそヘイコン世界、ってやつだな! 俺とアムロさんの世界じゃモビルスーツだのガンダムだの、似たような名前が多いみたいだ。 もしかすると他にも共通点があるかもしれないぜ。例えば……ニュータイプとか!」 「ニュータイプ……! 君の世界にもニュータイプが存在するのか!?」 「でもそれは、幻想だ」 「え?」 「俺の言葉じゃないんだけどな。ある、ニュータイプと呼ばれた人の言葉だよ。 ニュータイプは幻想だ……戦争の道具なんかに使うのは間違っている。 俺もそう思うぜ。アムロさんの世界のニュータイプは?」 「おそらく、君の世界と変わらないものだよ。俺の世界でもニュータイプは争いを生む存在だった。 ニュータイプという言葉と力に踊らされ、ときには迫害され……酷いものだった」 「ならそんな世界は変えてしまわなきゃな! ……ここから帰ってさ!」 「ガロード……」 「言っとくけど、俺はいつだって本気だ。本気で、ここから帰るつもりだよ」 「ああ、そうだな。……俺たちは、帰らなきゃいけない」 頷くと、アムロもまたストレーガに乗り込む。 レース・アルカーナが産み出す動力が重低音となって夜の街に響き渡る。 そして、遙かな時を超えて出会った二人のガンダムパイロットは、共に飛び立っていった。 【クインシィ・イッサー 搭乗機体:真ゲッター2(真(チェンジ)ゲッターロボ~世界最後の日) パイロット状態:疲労小 機体状態:ダメージ蓄積 現在位置:C-6 第一行動方針:C-8へ向かい、ガロードたちと合流 第二行動方針:勇の捜索と撃破 第三行動方針:ギンガナムの撃破(自分のグランチャーを落された為逆恨みしています) 第四行動方針:勇がここ(会場内)にいないのならガロードと協力して脱出を目指す 最終行動方針:勇を殺して自分の幸せを取り戻す】 【ジョナサン・グレーン 搭乗機体:真ゲッター2(真(チェンジ)ゲッターロボ~世界最後の日) パイロット状態:良好 機体状態:ダメージ蓄積 現在位置:C-6 第一行動方針:C-8へ向かい、ガロードたちと合流 第二行動方針:強集団を形成し、クインシィと自分の身の安全の確保 最終行動方針:どのような手を使ってでもクインシィを守り、オルファンに帰還させる(死亡した場合は自身の生還を最優先) 備考:バサラが生きていることに気付いていません。 【アムロ・レイ 搭乗機体:ストレーガ (スーパーロボット大戦D) パイロット状況:疲労 機体状況:各部にダメージ(戦闘に支障無し) 現在位置:B-1 第一行動方針:ガロードの仲間と合流し、情報交換を行う 第二行動方針:アイビスの捜索 第三行動方針:協力者の探索 第四行動方針:首輪解除のための施設、道具の発見 最終行動方針:ゲームからの脱出 備考:ボールペン(赤、黒)を上着の胸ポケットに挿している シャアの死亡を悟っています 首輪(エイジ)を一個所持】 【ガロード・ラン 搭乗機体:ガンダムF-91( 機動戦士ガンダムF-91) パイロット状態:全身鞭打ち・頭にたんこぶその他打ち身多数。 機体状態:微細な傷(戦闘に支障なし) 現在位置:B-1 第一行動方針:C-8へ向かい、クインシィとジョナサンと合流する 第二行動方針:勇、及びその手がかりの捜索 最終行動方針:ティファの元に生還】 【二日目4 50】 BACK NEXT Withdrawal Symptoms 投下順 夜明けの遠吠え ハンドベノン 時系列順 アキトとキョウスケ BACK NEXT 私は人ではない クインシィ 戦いの矢 私は人ではない ジョナサン 戦いの矢 吼えろ拳/燃えよ剣 アムロ 戦いの矢 吼えろ拳/燃えよ剣 ガロード 戦いの矢
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/40.html
邪龍空に在り 559 男はコンソールに足投げ出し、己の身何がに起きているのかを考え溜め息を吐いていた 「殺し合い、ですか…」 レジセイアと名乗った化け物によって連れてこられたこの世界、 「ガンエデンは存在しない世界とはいえ、どこにでも似た存在は居るものだね。いやはや、なんとも面倒なことに巻き込まれたものだ」 ガンエデンの僕として延命を受け、様々な輩の下についてきた 「ケイサル・エフェス…、あの怨念ともにあの馬鹿共に殺られた時は駄目かと思ったがね…ふふ、まだついてるようだ、ね」 微笑がこぼれる。αナンバーズに倒されたはずの孫光龍は自らの運の良さに酔いしれながらも、機体の起動に取り掛かった。 「しかし、なんとも不思議な機体だね。生物的、昆虫を彷彿させるね。少々気味が悪い」 孫光龍は支給された赤色の昆虫型ロボット「レプラカーン」の動力源が何であるかある程度想像がついていた。 「さしずめ、生きる力、と行ったところかな?ふふ、もってこいじゃないか!!」 オーラバトラーはオーラ力を動力源とする。 そこに普通のオーラと異なった強く、そして歪んだ力、念動力を流しこんでやれば… 「ほぉら、そうだそうだ!もっと吸え、そして私に力を!!力、力をブグゥッ、ガハッ」 強すぎる力が行き場を求め暴れだしたのだ。 レプラカーンのサイズが見る間に大きく膨れ上がっていく 「止まれぇ、止まるんだよ!!」 念動力を止め、孫光龍は大きく深呼吸をした 「暴走すると厄介なのは、世界共通だからねぇ。しかし、これは良い物だ。真・龍王機とは勝手が違うが、実に僕向きだ」 レプラカーンが大空に飛び立つ 「見極めなければね、誰に付くかが大切だ。間違えれば、あの美人と同じようにボンッか…面白い。 さぁ行くとしよう。空が僕を喚んでいる。なんてね、アカシックレコードなのかね、これも」 孫光龍空に在り。 【孫光龍】 機体 レプラカーン(ダンバイン) パイロット状態 健康 機体状態 損傷無し(ハイパー化の兆し在り) 現在位置 F-1 【第一行動方針】情報収集 【第二行動方針】不明 【最終行動方針】生き残る BACK NEXT ホワイトドール 投下順 彼女の答え アンチボディ、二体 時系列順 花言葉は「勇敢」 BACK 登場キャラ NEXT 孫光龍 Impact of The Red